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NEWS-10月



プロール対カーディナルス(10/31)

次週のアリゾナ・カーディナルス戦、ラムズ選手陣の中でこの戦いを誰よりも楽しみにしているのは自身のキャリアをそこでスタートさせたWRリッキー・プロールである。
1990年、プロールはカーディナルスに3順指名を受けNFL入りを果たし5年間を共にした。その後 、シーホークス、ベアーズに移籍し1998年FAになった時には再びカーディナルスから契約の声が掛かる。しかしプロールはラムズを選んだ。
水曜日プロールがコメントした「何人か友達がいるんだ。私と一緒にプレーした選手はもうチームに残っていないが、良い思い出がそこにある。全てが始まった所だからね。私がアリゾナを去る理由となったのはバディ・ライアンなんだ。彼は私をトレードした。でもチームに対しては恨みを持っていないよ。自分にとって彼らは上から下まで良い組織なんだ。」
プロール自身、日曜の試合は大きく飾りたいと思っているが、この考えは同僚のアイザック・ブルースも同じだった。
ブルースは言う「少し彼にボールを集めて、彼らが失った男の存在を見せつけたいね。私は彼を尊敬している。このロッカールームでも彼の存在は大きいんだ。」
今シーズン、プロールは16キャッチ、173yds、1TDを記録。12年のキャリアの中では553キャッチ、7228yds、43TDを記録している。
HCマーツは言う「彼は現在我々の第3レシーバーであり、我々にとって非常に重要な選手だ。キーとなる3ダウン・シチュエーションやレッドゾーン・オフェンスに限らず彼は常に際どいシチュエーションで現れる。多いにその役割を理解し楽しんでいるんだ。」
プロールは言う「こういうシチュエーションでプレーするのを楽しんでるんだ。この13年間の自分の強みはそこにあると思ってるんだ。得意なことかな。間違い無く未だにこういうプレーを楽しんでいるよ。」


K・ワーナー復帰はまだ!?(10/29)

QBカート・ワーナーの復帰は怪我から5週間以内。これはワーナー自身が以前想定した復帰までの期間である。
トレーナーのジム・アンダーソンは言う「彼は予定通りに進んでいる。最初に8週から10週間 かかると言ったが、この予定は変わらない。」
ワーナーは9月29日のカウボーイズ戦で指を負傷し、その2日後には手術で3本のピンを手の中に 入れている。今週の月曜には医師達によって部厚い副木が外され、より動きやすい添え木が付けられた。来週にはピンが外される予定で、その後リハビリが始まる。
アンダーソンは言う「そして彼は幾つかのモーションが可能になり、練習を強化し始めることが出来るんだ。だがそれはまだ数週間先のことになるよ。」


バイ明けの練習再開(10/29)

ラムズの選手達がバイウィークに伴う3日間の週末を個々に楽しみ、28日ラムズ・パークの室内練習場に戻ってきた。この日のセントルイス周辺は肌寒く雨が降りしきる生憎の天気で、チームを屋内に追いやっていたが午後には次週に控えた同地区ライバルのアリゾナ戦に備え2時間の練習を行った。
HCマイク・マーツは言う「皆、リフレッシュし興奮している。練習と同じ位、価値のあるものとなったよ。とても良い状態で今日を迎えられた。」
この週末、選手達の中には友達や家族と会ったりした選手もいるが、ただ家に落ち着き日曜の試合を観戦していたという選手も居る。
QBマーク・ブルジャーは言う「家族に会うために4日間くらいピッツバーグに行っていたんだ。良い時間を過ごせたよ。自分はまだ2週間しかプレーしてないけど、良い気分になった。」
ではラムズのHCはバイウィーク中の僅かな時間の中で何をしたのだろうか?
マーツは言う「いつもと同じさ。週末の間家にいたよ。」
・・・(汗)。因みに自分は映画浸りになってました。


J・ホッジンス、練習復帰(10/29)

スターティングFBジェームス・ホッジンスがラムズに戻ってきた。
ホッジンスはプレシーズン中の試合で脚を骨折し、それ以来練習を行っていなかった。
HCマーツは言う「彼は今日、少なめに練習を行った。もし痛みを感じさせるものがあれば、我々は彼にプレーさせない。ありがたいことに今日はそういうことが無かった。」
ホッジンスは言う「ただ待てないんだ。でも同時に自分自身スマートに1歩1歩それを歩み、 完全な状態に持っていかなきゃならないって事は理解している。」


ベテランCB、セントルイスに訪問(10/23)

アーニアス・ウィリアムスがインジャード・リザーブに登録された1日後、ベテランCBフィリッピ・スパークス(33)がセントルイスを訪問しラムズコーチ陣と対面した。
年齢的に少し問題があるスパークスだが、立証済みの才能を持ち合わせている。彼は1992年のドラフトで2順指名を受けジャイアンツに入団。そして2000年にカウボーイズに移るまでの8シーズンをNYで過ごす。これまで95試合のスターター出場があり、これまで27のインターセプションを記録している。
実は彼がセントルイスを訪れたのは今回が初めてではない。2000年3月にラムズは彼にオファーを出していているのだ。その時はスパークス自身が条件に満足できず、そのオファーを蹴っている。また昨シーズンはフットボールから離れた生活をしていていたスパークスだが、最近までニューオリンズが彼に関心を抱いていたという情報もある。
今週はラムズにとってバイになるため契約を急ぐ必要は無いが、ウィリアムスの穴を埋める意味でも大事な選考となりそうだ。


ルーキーFB、ラムズに戻る(10/22)

月曜日、ラムズは先日負傷したCBアーニアス・ウィリアムスを インジャード・リザーブに登録し、ルーキーFBのJ.R.二クロスをラムズに呼び戻した。
二クロスはこれでシアトルとセントルイスを2度往復したことになる。9月13日、当時シーホークスのプラクティス・スクワッドだった二クロスはラムズと契約しアクティブロスターに入る。 しかし10月1日にはラムズはQBスコット・カヴィントンと契約するための空きを作るため彼を放出。シアトルにプラクティス・スクワッドとして戻っていた。
そして先週契約したばかりのルーキーOTピート・カンパイオンを放出した。その結果現在のラムズのロスターには1人の空きができ、近々DBと契約することによりその穴を満たすと思われる。
またこの日はラムズのプラクティス・スクワッド内にも動きが見られた。4月に1度契約し、トレーニングキャンプ中に放出されていたルーキーCBトッド・ハワードを戻し。FBのモーリス・ダグラス、ジャレッド・ペックを放出した。


A・ウィリアムス、今季絶望(10/21)

シーホークス戦試合終了間近、勝利を目前としていたラムズに悲劇が訪れた。ターフ・トウの怪我から先日復帰したばかりのCBアーニアス・ウィリアムスがタックル時に他の選手に巻き込まれ、足首、腓骨を負傷。シーズンエンドとなる大怪我をしてしまったのだ。
チームドクターによると腓骨は放っておいても自然に回復できるが、足首の怪我には手術を行う必要があるという。この手術は日曜の夜、西バーネスジェウィッシュ病院で行う予定でリハビリには4〜6ヶ月程の期間を要すると言われている。
ウィリアムスがフィールドに倒れこみ苦しむ姿にエドワーズ・ジョーンズ・ドーム内は一時静まり返った。プレーは数分間止まり、その間両チームの選手達がウィリアムスを囲んでいた。2人のチームメイトによってカートに乗せられた時、彼の目からは涙が流れていたという。
Sキム・へリングは言う「俺も泣いていた。他にも泣いていた奴は沢山いたよ。」
12年のNFLキャリアを誇り7回ものプロボウラーに選ばれているウィリアムスは2週間前ターフ・トウのためにサイドラインに下がるまで試合を欠場したことがなかった。
DFレナード・リトルは言う「あんな風な彼を見るのは痛々しいよ。彼はここのディフェンス、チーム全体のリーダーなんだ。」
リトルやヘリングのようにウィリアムスを慕う選手はNFLに山ほどいる。それは彼のキャリア以上に類まれないリーダーシップが選手達の好感をよんでいるのだろう。その選手が今の若いラムズDFE陣から抜けることは非常に大きいことだ。 今シーズン限りで引退という噂があるウィリアムズ。彼がフィールドに立つ姿はもう見られないのだろうか。


ラムズ 37‐20 シーホークス(10/21)

WEEK7ホームで行われたシアトル・シーホークス戦、常にボールを動かしていたのはやはりRBマーシャル・フォークだった。自身のキャリア5回目の4TDを記録し37‐20でラムズに2勝目をもたらした。
フォークはこの日キャリアハイ・タイの32回ものラッシュの中で183yds、3TDを獲得。6回のレシーブで52yds、1TDを獲得した。このラン獲得ydsはキャリアで5位タイの成績で、トータル獲得yds200オーバーは13回目の記録。そしてキャリアのラッシングで10,000ydsに達成した15人目の選手になった。
QBを務めたのは先週ラムズに今季初勝利をもたらしたマーク・ブルジャー。40回のパスで22回成功で265yds、1TD、1INTを記録。前半こそパスに安定感がなかったが、後半になり修正が見られ、チームの得点を引き離す要因となった。
この日、得点を最初にあげたのはラムズ。第1QTR2回目の攻撃、62ydsのドライブを10プレーかけて進めブルガーからフォークへの6ydsTDパスが決まり7‐0とリード。第2QTRに入りラムズKジェフ・ウィルキンスがFGを成功した後、シアトルの攻撃でQBトレント・ディルファーが79ydsのTDパスをWRコーレン・ロビンソンにヒット、10‐7とする。 そして第2QTR残り29秒の時点でウィルキンスが45ydsのFGをクロス・バーに当てながらも成功させ13‐7で前半終了。。っと思いきや、ウィルキンスのキックオフがシアトルRBモーリス・モリスの97ydsリターンTDに繋がり、13‐14とリードを許し後半を迎えることに。この時点でフォークは100ydsオーバーのランを記録。しかしブルガーのパスが中々決まらず接戦になる。
第3QTR、後半になってもフォークの足は止まらずラムズ最初の攻撃では80ydsのドライブを7分54秒かけて進め最後にはフォークの3ydsTDラン!20‐14とリード。次のシーホークスのドライブではラムズDEレナード・リトルがシーホークス陣20ydsの所でファンブルを生み出し、ウィルキンスの47ydsFGに繋げる。第3QTR残り1分20秒の時点ではシアトルQBディルファーがWRコーレン・ロビンソンへ83ydsのロングパスを決めラムズ陣1ydsのところまで攻め上がる。後半の流れを決めかねないこのドライブ。その最後はラムズSキム・へリングがINT!!!最低でも3点返上の場面でラムズDFEは0点に抑えた。そして次のラムズの攻撃、フォークがこの日3度目のTDをランで決め30‐14。 4度目のTDを試合残り6分9秒のところで決め37‐14とヘリングのINTから一気に流れがラムズに傾く。その後シーホークスが37‐20と詰め寄るが終始フォークを止めることが出来ず、試合終了。


M・ブルジャー、NFC週間最優秀選手に(10/18)

今年ラムズで最初にNFC週間最優秀選手に選ばれたのは、QBカート・ワーナーでもなく、RBマーシャル・フォークでもない。第3QBのマーク・ブルジャーだった。
ブルジャーは自身のデビューとなる先日のレイダース戦で3TDを含む活躍を見せ、ラムズの初勝利に大きく貢献していた。
ワーナーは言う「彼は素晴らしい仕事をしたと思うよ。フィールドに入り、素晴らしい判断をしていた。」
次の対戦相手であるシーホークスのHCマイク・ホルムグレンはこのブルジャーの成功の影には 他の選手の活躍があったと分析している。
ホルムグレンは言う「ゲームを動かした彼の落ち着きぶりには感動させられたよ。そしてアイザック・ブルースやマーシャル・フォーク、彼らは本当に素晴らしい選手だ。若い選手のためプレーを作り出していた。」
ブルジャー自身、この受賞を1人で勝ち取ったという思いは無いようだ。
ブルジャーは言う「確かに名誉なことだよ。ただ初めてのスターティング・ゲームということでこうなったんだと思う。個人的にはマーシャルを選ぶよ。」


ペイス復帰の可能性大!(10/18)

LTオーランド・ペイスが日曜のシアトル戦に復帰する可能性が高くなってきた。
ペイスは言う「ブロックの練習などをして、どんな感じか見るんだ。それ次第。でも 私は今週プレーするつもりだよ。」
またペイスは先日のグラント・ウィリアムズ(ペイスの代役) の怪我が自身の回復を早めたとコメントしている。 ペイスは最近3試合を練習中に起したふくらはぎの怪我のため欠場している。 当初HCマーツはペイスの復帰をバイウィーク明けに設定したが、予想以上に早い回復に そのプランも必要無いものになりそうなのだ。
マーツは言う「予想外のことだ。我々はバイ明けまで彼の復帰が望めないと思っていた。 しかし本当に良い回復を見せたんだ。彼は1年ぐらい前(ミニキャンプ)に同じような怪我を抱えていた。 同じようなタイミングでね。」
ペイスは水曜日にはラムズパークでの練習に戻っているが、特に問題は見られていない。 公式のインジュリーレポートでは現在クエッショナブル(50%)の状態で記載されている。


4−1−6(10/17)

NFL No.1のオフェンス力を誇るレイダースのオフェンスを要所要所で封じこめたラムズのディフェンス。DFコーディネーター、ラヴィー・スミスの新しいDFE隊形がレイダース攻略に繋がった。“4‐1‐6”の隊形。4人のDFEラインに1人のLB(トミー・ポーリー)、そして6人のDBを配置した隊形である。ドレィ・ブライとルーキーのトラヴィス・フィッシャーがCBになり、キム・へリングがFSでチャド・コータがSS、そしてアーチュレタとアーニアス・ウィリアムズがOLBに近いポジションに配置される。
この隊形でキーになるのはポーリーは勿論、Sアダム・アーチュレタの存在も大きい。大学時代にLBを務めていたという事もあり、この隊形では殆どの場面で本来のポジション(SS)とは違うOLBの位置に配置されている。そしてその結果、彼はレイダース戦でキャリアハイの17タックルを記録した。
アーチュレタは言う「過去5年間していた事をし始めたんだ。彼らのパッシングゲームはその場に居た自分にとって完璧なものだった。そして僕らのゲームプランはかなりうまくいったんだ。」
アーチュレタにとってSSというポジションは、自分がアクションを起す前にプレーが終わってしまう場合があり、時には退屈なものだと言う。しかし今回のようにスクリメージラインに近い位置でプレーすると話しが違う。
「自然な感じで居れた。私にとって心地良い場所さ。(プレーに)関われるようになったんだ。 楽しむことが出来たよ。」
ラムズのコーチ陣の中でもアーチュレタをスクリメージライン近くでプレーさせることに異議を出す人は無く、逆に彼のスピードとクイックネスを生かすには適したポジションだと考えている。
DFEコーディネータのL・スミスは言う「あの試合は最悪な方法でも勝つ必要があったんだ。前週(サンフランシスコ戦)、我々はより多くの運動能力をフィールド上に加える必要があると感じた。アダムは確かに大学でLBを経験してしているが、あのオークランド戦でのポジションは正確にはLBではない。いわゆるハイブリッドさ。」
つまり今回の隊形を今後のシーズンでお目に掛かる機会は少ないということ。ポーリーがいくら優秀なLBでもやはり1人で中核を背負って立つのは厳しく、アーチュレタやウィリアムズが今回のようにOLBに近いポジションでプレーしたとしても彼らはLBとしては重量がない。“4‐1‐6”この隊形はラムズDFEの取っておきの手段として、引出しにしまわれる。


Tグラント・ウィリアムズと契約(10/16)

ラムズは火曜、月曜日に右足を手術したTグラント・ウィリアムズをインジュリー・レザーブ・リストに登録し、それに伴いプラクティス・スクワッドのTアンディ・キングと契約を交した。
キングはイリノイ・ステイトから今春、ルーキーFAとしてラムズと契約を交わし、プレシーズンにも出場。9月3日にプラクティス・スクワッドとして再契約していた。イリノイ時代は4年で47試合に出場、内41試合でスターターを務めている。
またラムズはRBモーラス・ダブラスとプラクティス・スクワッドとして再契約を交したことを 発表している。


OAK戦後:マーツの記者会見から(10/15)

QBマーク・ブルジャーのプレーに関して:
これがレギュラーシーズンでプレーしたことが無かった若い男だよ。21回のパスで14回を通し3TD、ランでも1つ決めた。全てが完成されたプレーだった。我々は彼に何をすべきかを言い、彼はそれを実行したんだ。非常にクールだったよ。彼はプレッシャーの中、何回か信じられない程、高い精度の投球をしていた。練習通りにね。
RBマーシャル・フォークのプレーに関して:
マーシャルについて何を言える?もし胸に“S”の文字を刻んでいる男が居れば、私はそれがマーシャルだと思うだろうね。どう記述する?もしこのリーグに彼より素晴らしい選手が居るなら、私はその選手をこの目で見てみたいよ。
オフェンスのプレーに関して:
トミー・ニューテンはこれまでRTを経験したことが無かったが、 非常に素晴らしいプレーをしてくれた。彼が見せた高いレベルでゲームを終えるための許容の 努力と自身は高く評価できるものだ。そして2人のレシーバー、アイザック(ブルース)トリー・ホルトも素晴らしいプレーをしてくれた。
ディフェンスのプレーに関して:
トミー・ポーリーは9回のタックルをし内2つは最初のドライブで 大きなものとなった。ポーリーは本当にディフェンスのリーダーになったよ。傑出しているプレーヤーなんだ。彼は姿を現し良いプレーをし続けるんだ。この日のディフェンスは全体的に評価できるものだった。非常に良い形でボールを追うことが出来たと思う。インサイドでボールがダウンし、5から7のヘルメットがレシーバーに当たっていく姿を見たと思うが、それが我々が求めているディフェンスのプレーなんだ。
6DB時のアダム・アーチュレタのLBへの移動について:
彼は16回ものタックルを決めた。まさに信じられないパフォーマンスだったよ。私が思うにラヴィー(スミス)は彼に対して素晴らしいプランがあったんだろう。我々は常にアダムを出来るだけスクリメージラインの近くに置きたい思うんだ。彼はプレーを量産する。とても特別な選手だよ。


M・ブルジャー、次週も先発(10/15)

先日のレイダース戦、ラムズの今シーズン初勝利に大きく貢献した第3QBマーク・ブルジャー。前週までQBを務めていた第2QBジェイミー・マーティンの膝の怪我は試合に戻れるまでに回復したが、次週のシアトル戦の先発はブルジャーになるようだ。
またレイダース戦で足を負傷したTグラント・ウィリアムスは手術後4ヶ月はフィールドに立てない。そのためトム・ニューテンが先日に引き続き次週も右タックルを務める予定。
FBクリス・へザリントンも鼠蹊部を負傷し戦列を離れる見込み。そのためルーキーのロングスナッパー、クリス・マッシーが出場するだろう。スターターFBジェイムズ・ホッジンスはTオーランド・ペイスと共にバイウィーク明けの復帰になる見込み。


G・ウィリアムズ長期離脱へ(10/14)

先日のオークランド戦。チームは今シーズン初勝利を飾ることが出来たが、その中で負傷してしまいフィールドを去った選手もでた。左足首と腓骨を負傷したOTグラント・ウィリアムズである。
ヘッド・トレイナーのジム・アンダーソンは言う「腓骨は向うずねの外側の骨だ。(月曜の)朝には手術をする予定にある。腓骨にはプレートを入れて、足首の骨には2、3個のねじをつける。」
ウィリアムズは負傷しているLTオーランド・ペイス(脹脛)の代役として今シーズンの3試合目に挑んでいた。ペイスの復帰は次週のシアトル戦になると見られており、ポジションの心配はないようだ。
ウィリアムズが日曜の第2QTRにフィールドに下がることになった時、ラムズは選手の配置を代えることで、処置をとった。LGトム・ニューテンがRTに、RTジョン・セントクレアがLTに、そしてサイドラインに居たヒース・アーウィンがLGのポジションを担当した。
ニューテンは言う「グラントが崩れ落ちた時、誰かが痛がる声を聞いたんだ。そして その光景を見て私は言った“あぁ、そんなはずは無い“ってね。」
ウィリアムズはフィールドを去るとそのままロッカールームの中でアイシングをしながら試合の行方を追っていたという。
ウィリアムズは言う「勝ったことは何よりも嬉しい。確かにあの場所にいたかったが、ここで試合を見ていて違うチームを見ているようだった。私は情熱を見たよ。」


ラムズ、レイダースを破り初勝利!!!(10/14)

ラムズ今シーズン初勝利。やはりRBマーシャル・フォークの活躍 が伴ったものだった。フォークはこの日20回のラッシュで161yds、4回のキャッチで22yds、1TDを記録しラムズ28‐13の勝利に大きく貢献した。1995年にセントルイスにフランチャイズを移してからラムズは100ydsラッシャーが出た試合には24勝0敗という記録を残しており、今回フォークは今シーズンNFL No.1ラッシング・ディフェンスを誇るレイダースからその記録を達成した。
先週QBを務めたジェイミー・マーティンに代わり、この日先発出場をしたマーク・ブルジャーはキャリア初のレギュラーシーズン 出場ながら、ゲームを十分に作る活躍を見せた。21回のパスで14回成功186yds獲得と獲得ydsこそ少なかったものの3TDをあげるなど勝負強いところを見せ、ランでも1TDを記録している。
そしてこの試合、ラムズディフェンスが今シーズン1番の力を見せた。NFLトップのオフェンス を持つオークランドを13点に抑えたのだ。
試合開始直後、レイダースはQBリッチ・ギャノンからWRジェリー・ライスに50ydsオーバーのパスがヒットするなどしてラムズ陣深くまで入り込み、いきなり先制点を奪うチャンスにめぐり合うが、ラムズDFE陣が奮闘、ラムズはギャンブルも防ぎこの時無得点に抑える。続いてのラムズの攻撃シリーズはQBブルジャーの落ち着いたプレーが輝り、 9回のプレーで97ydsを行進、最後にはWRアイザック・ブルースへの7ydsTDパスが通りラムズが7‐0と先制点をあげる。第2QTR序盤にはLTグラント・ウィリアムスが右足首を負傷してしまい、ただでさえ現在不安定なオフェンスライン各選手の配置を代えざるえない状態になってしまう。しかし第2QTR残り10分32秒時点ではPRテレンス・ウィルキンスの56ydsパントリターンからチャンスを掴んだラムズがQBブルジャーからWRトリー・ホルトへの13ydsTDパスを成功させ14‐0とリードを広げる。その後、レイダースがKセバスチャン・ジャニコウスキーの2本のFGで14‐6と差を縮めてくるが、やはり冷静さが前面に出たラムズQBブルガーがRBフォークへ10ydsTDパスを成功させ21‐6とし。その後DEグラント・ウィストロムのインターセプションからブルジャー自身、キャリア初となるランでのTDをあげ28‐6と相手の追撃を跳ね除ける。残り試合時間8分11秒の時点ではレイダースQBギャノンがRBテリー・カービーに2ydsTDパスを成功させ28‐13とするが、それまで。終始ラムズのペースで試合が流れた。


M・ブルジャーに訪れるチャンス(10/12)

日曜日のオークランド戦、これまでカート・ワーナーの代役としてQBを務めていたジェイミー・マーティンの出場が49ers戦で作った左膝の怪我のため微妙な状態である。そこで今、第3QBマーク・ブルジャー(25)に焦点が当てられている。
HCマーツは言う「プレシーズンを経験し、彼は我々が求めているプレーに関する知識を手に入れ同時に全てを兼ね備えた身体的な力を持っている。彼は我々のオフェンスを本当に良い形で実行することが出来るよ。」
今プレシーズンのブルガーの成績は85回の投球で57回成功、683yds獲得で3TD、3INT。QBレイティングは88.5と中々良い記録を残している。
ブルジャーは言う「今回は明らかにプレシーズンとは異なるものだよ。緊張という感覚がさらに加わるもんね。」
今週の練習、彼はいつもより早くラムズパークに姿を現し、いつもより遅くまで残っていた。
「精神的に私は毎週のように準備をしている。でも今は出場するかどうかにかかわらずスターティングとしての準備をしていかなければならないんだ。」
ブルジャーは2000年のドラフトでニューオリンズの6順指名を受けNFL入りを果たすが、その年のプレシーズン中に放出され、昨シーズンからラムズの第3QBとして定着している。
「2週間前、私の仕事はボールをスカウトチームに渡すことだった。それが急に変わったんだ。」
そんな彼が今週の水曜と木曜の練習では、マーシャル・フォークにボールをハンドオフし、アイザック・ブルーストリー・ホルトにパスを投げていた。日曜の先発QBは。。。
「もし日曜の朝になってもそれが未決定なら、ちょっと不安になっちゃうだろうね。でもその時までには答えが出ているよ。」
ロド・ウッドソンの大ファンであるというブルジャーにとってレイダースとの戦いは他のどんなチームよりも魅力的なものだろう。しかし彼にはまだレギュラーシーズンでの出場経験はない。


M・ジョーンズ、OAKへ戻り早速ラムズ戦(10/11)

元ラムズのLBマイク・ジョーンズが火曜、オークランド・レイダースと契約を交した。そう彼は日曜日にエドワード・ジョーンズ・ドームで相対するあのレイダースに再び戻ったのだ。
ジョーンズは言う「あのスタジアムに行くと、私が4年間セントルイスでプレーした思い出が蘇える。これからはそれが違ってくる。面白くなってきたね。」
ジョーンズの一番輝いていた時期は何と言っても1999年シーズン。テネシーとのスーパーボウルで決めた最後のタックルは伝説として、今でもラムズパークの壁にその写真が飾られている。 ジョーンズは昨シーズン、ピッツバーグでバックアップを務めていたが今春には放出され、オークランドのトレーニングキャンプに参加。しかし開幕を前に放出されていた。
「シーズンは長く、選手達は傷つく。別のチームでプレーするかもしれないという思いがあった。それは思ったよりも少し遅くあったんだ。彼らのロースターには僅か5人のLBしかいなかったから、再契約をする良い機会だと思っていたんだ。」
そして彼は自身のNFLキャリアのスタートでもあるオークランドに戻ってきた。1991年にドラフト外FAとしてレイダース入団したジョーンズはレイダースのオーナー、アル・デイヴィスの 助言で大学時代のRBからLBへポジションをコンバートし今に至っている。ジョーンズはこれから古巣でルーキーMLBナポレオン・ハリスのバックアップとして、スペシャルチーム要員としてプレーする予定である。
最後にジョーンズは厳しい立場にあるラムズに対しこうコメントを残している。
「選手不足、若手揃い、試合に勝つための能力や才能がない時、あるチームが0勝5敗という成績であっても理解には苦しまない。しかしラムズというチームを紙の上、全面的にタレントを得ている点、そしてこれまでの彼らのプレーを見るとラムズは4勝1敗は出来たかもしれない。前の試合(49ers戦)は良くなかった。しかし他の4試合は彼らは勝つには十分のプレーをしていたよ。」


水曜の練習から(10/10)

鼠蹊部を負傷し2試合欠場していたLBトミー・ポーリーとハムストリングの負傷のため同じく2試合欠場していたニッケルバックの デクスター・マクレオンが水曜日の練習に参加した。2人は次週のレイダース戦に復帰する見込みでポーリーは今週のインジュリーレポートではクウェッショナブル、マクレオンはプロバブルの状態で記載されている。
ターフ・トウが原因で先週キャリアで初めて試合を欠場したCBアーニアス・ウィリアムスも練習に姿を見せたが、レイダース戦でプレー出来るかどうか詳細はまだ解らない。
またRBマーシャル・フォークとLBロバート・トーマスは共に先日の49ers戦で負傷していたが、練習を見る限りではプレーに影響はないようだ。
そしてレイダース戦に向けて一番心配なのがQBジェイミー・マーティン。この日の練習には参加せず、レギュラー陣のオフェンスのスナップは第3QBのマーク・ブルジャーが担当していた。左足の張れがまだ引けない状態で、インジュリーレポートではプロバブルになっている。


J・ホッジンス復帰遅れる(10/10)

今週には復帰する見込みであったラムズのスターティングFBジェイムス・ホッジンス。月曜に行ったCTスキャンの結果、左足の骨はフィールドに戻るにはまだ十分でないことが解った。8月22日のプレシーズンゲームで負傷したホッジンスは当初6週間の欠場と言われていたが、もうあれから7週間たっている。
その結果、復帰の見込みは当初の予想より大幅にずれた。日曜のオークランド戦と20日のシアトル戦は欠場。そしてバイウィークを挟んで11月3日のアリゾナ戦での復帰の可能性が高い。
ホッジンスは言う「出来ればバイウィークには練習をしたいよ。そうなると都合が良い。来週の金曜日にまた同じ検査を受け、その結果が良ければ練習を開始できる。」
NFL屈指のブロッキング能力のある彼が戻ってくれば、今後の課題であるランニングゲームを 助ける大きな要因となるだろう。


グッド・レコード(10/8)

最近取り立てられているラムズのシーズンエンドの話し。ファンの中にも諦めたと言っている人がいるのも事実なのが残念。今年のラムズはこれからだ!地区優勝が出来なくてもスーパーボウル制覇への道が無くなるわけじゃない。
HCマーツが先日の49ers戦の直後にこうコメントした「シンシナティを見てみてくれ。彼らは1勝7敗(実際には1勝6敗)のスタートを切りながらもプレイオフに行った事があるんだよ。」
事実1970年、シンシナティ・ベンガルズは1勝6敗のスタートを切ったがプレイオフに進出している。当時NFLの日程は14試合で、そのスタートの後7連勝。伝説的なHCポール・ブラウンの下8勝6敗でAFCセントラルの地区優勝を飾っている。(脚注:そのシーズンのQB、レシーバーのコーチはビル・ウォルシュだった)
1978年に16試合の日程になってから、全部で50チームが9勝7敗またはそれより悪い成績でプレイオフへ進出している。その内11チームが地区優勝を飾っている。そして1985年にAFCセントラルの地区優勝を飾ったクリーブランド・ブラウンズを含む5チームが8勝8敗でプレイオフへ進出。最近では1999年にダラスとデトロイトが8勝8敗でワイルド・カードに滑りこんでいる。この年のダラスは2勝8敗のスタートながら最後に6連勝した。
開幕5連敗をしてプレイオフに進出したチームは確かにいないが上記のようなデータだってある。地区編成によりプレイオフ進出が難しくなったのは事実だが、まだ諦めるには早すぎる。


バッド・レコード(10/8)

ラムズのディフェンスは日曜の49ers戦でギャリソン・ハーストがランで116ydsを獲得するまで25試合連続して100ydsラッシャーを誕生させていなかった。その記録はポストシーズンも含むもので、過去最後にラムズに対して100ydsラッシュを記録していたのは2000年12月18日、145ydsを獲得した元バッカニアーズのウォーリック・ダンだった。
またラムズはこの試合負けたことにより、前シーズンにスーパーボウル出場を果たし、翌年に開幕5連敗を記したNFL史上2つ目のチームとなってしまった。もう1つのチームは1987年のNYジャイアンツ。しかし1987年はストライキが起きた年で5敗の内、3敗はリプレイスメントによって記したものであった。


負傷者(10/8)

先日の49ers戦、以前から抱えていたハムストリングの怪我を悪化させてしまったルーキーLBロバート・トーマス。MRI検査を受ける予定もあり次週のレイダース戦への欠場の可能性が高くなっている。しかしこれまで2試合を欠場していたLBトミー・ポーリーがレイダース戦には復帰できそうだ。
またハムストリングの怪我のため同じく2試合を欠場していたCBデクスター・マクレオンもこの試合復帰の見込み。ターフ・トウのため試合復帰が心配されているアーニアス・ウィリアムスの状態があるだけに、マクレオンの復帰はとても歓迎されるものだ。
またふくらはぎを負傷しているLTオーランド・ペイスの復帰も待たれる。HCマイク・マーツはペイスについて今週にはプレーする準備が出来ると 見ているが、医者にその決定を委ねると言っている。
49ers戦、QBを務めたジェイミー・マーティンも膝を負傷。今は腫れ上がっている状態だが、レイダース戦への出場は問題ないようだ。


J・マーティンの苦いスタート(10/7)

カート・ワーナーの代役として、いやそれ以上に期待されて日曜日の49ers戦に送り出されたベテランQBジェイミー・マーティン。しかし2INTを記すなどして、結果は良いとは言えなかった。マーティンは試合後の記者達との掛け合いの中で、出きる限り心痛な表情を顔に出さないように、一つ一つの質問を丁寧に答えていた。
マーティンは言う「がっかりしている。これが我々にとって初めての負けなら失望しているだろう。試合に勝つチャンスはあった。でも我々は良いプレーが出来なかった。私自身、先週のようにボールを動かすことが出来なかった。そしてミスも犯してしまった。我々は幾つかのドライブでボールを動かしたが、それを十分エンドゾーンに置くことが出来なかったんだ。それが我々にとって一番必要なことなのにね。我々はもっと多くの得点を稼がなくちゃならない。」
マーティンは最初のドライブこそFGに繋げる良いプレーを見せていたが、試合全体を見るとパスの精度、判断力ともに十分では無かった。この日マーティンは40回の投球中23回成功で232yds、1TDを獲得(このTDは試合終了間近になってようやく獲得できたもの)、それに2INTが加わりQBレイティングは61.7と酷いものであった。
「私は良いプレーもしたが、ミスのせいでチームに負担をかけてしまった。上手くことが進まなくても私は戦い続けた。ゲーム中には諦めないよ。私はこれからも戦い続けるつもりさ。」


A・ウィリアムスの記録ストップ(10/7)

アーニアス・ウィリアムスにとって、日曜の49ers戦はチームの敗戦よりも、自分がそのフィールドに立てなかったことの方が悔しいかもしれない。NFL12年にもおよぶキャリアの中でウィリアムスは初めて試合に欠場した。ターフ・トウのために。。 ウィリアムスこの怪我をキャンプ以来抱えていて、前週のダラス戦でそれを悪化させてからフィールドに戻っていなかった。そして今回、連続先発出場記録が179試合で止まった(ポストシーズンを含むと184)。
ウィリアムスに代わり先発出場したルーキーのトラヴィス・フィッシャーはこの試合、主に49ersWRのJ.J.ストークスをカバー。タックルミスが得点に繋がるなどして良いプレーを見せることが出来なかった。
NFLのDBの中でも最も長いレギュラーシーズンの連続出場試合記録179を達成していた、ウィリアムスにとって今回のようにサイドラインで試合を見るというのはどんな感じなのだろうか? 「何をしたら良いのか本当に解らない。私は若い選手に激励したり、プレーする準備を仕向けたりして長い時間を過ごしたよ。それは明らかにいつもとは違うことだった。出きれば、これに 慣れたくはないね。」


ラムズ、49ersにも敗れる。。(10/7)

サンフランシスコの3コム・パークで行われた第5週の49ers戦。ラムズは序盤から流れを奪われ、自分達のプレーが出来ないまま13‐37で試合に幕を閉じた。これでラムズは開幕5連敗と なる。
ラムズQBジェイミー・マーティンはこの日、カート・ワーナーの代役として、キャリア2度目のスタメン出場を果たし、40回の投球中23回成功、232yds獲得で1TD、2INTを記録。獲得ydsでは49ersのQBジェフ・ガルシアに上回っていたが試合を作ることは出来ず、2つのINTはいずれも試合に響くものとなってしまった。
RBマーシャル・フォークはこの日、18回のキャリーで73yds獲得。 7回のレセプションで37yds獲得とまずまずの活躍。第3クォーターには背中のけいれんのため一時、フィールドから下がっているが、最終QTRには戻りランも記録しているので心配はないようだ。
この試合、ラムズ最初のドライブではマーティンが5回中3回のパスを成功、54ydsを獲得するなどしてKジェフ・ウィルキンスのFGに繋げ3‐0とリードを奪った。しかしその後、その流れを掴むことが出来ず、逆に49ersに流れが移ってしまう。
まず49ers最初のドライブでKジョセ・コルテスが試合を振りだしに戻すFGを決め3‐3。そして第1QTR残り16秒のところでQBガルシアからWRのJ.J.ストークスへ13ydsのTDパスが決まり10‐3。前半残り7分42秒のところではガルシアが6ydsTDランを決め17‐3。そして残り1分11秒のところでコルテスがこの日2本目のFGを決め20‐3。残り12秒の時点ではフォークをターゲットにしたマーティンのパスが49ersCBジェイソン・ウェブスターにヒットしてしまい、そのまま37ydsをリターンされTD。49ersは前半の内に27‐3とラムズに対し試合を決めてしまう点差をつけてしまったいた。
後半に入ってもその流れは変わらず、49ersRBギャリソン・ハーストが16ydsTDランを見せるなどしてリードを広げ、試合残り時間32秒のところでマーティンがこの日最初のTDパスをルーキーRBラマー・ゴードンにヒットさせるが時既に遅し、またも今シーズン初勝利は御預けとなってしまった。


I・ブルース対49ers(10/6)

ラムズのエースWRアイザック・ブルースはこれまで4回の100ydsレシーヴィング・ゲームを49ers相手に記録している。その中にはブルースの9年のキャリアの中での獲得ydsで3番目に多い188yds、6番目の173ydsも含まれている。そうブルースは49ersというチームにとても愛称が良いのだ。また1999年11月の49ers戦ではキャリア2位タイの11パスキャッチも記録。その年の同カードではキャリアベストの4TDを記録しこれまで49ersに記していた17連敗という記録を止めている。しかしブルースはこれまでの記録に満足するわけでもなく、今もまだチーム、そして自らの成長を求めていた。
ブルースは言う「チャンスは訪れる。皆が私の番号を呼ぶ。そして私はそこにいるんだ。」
ブルースは又、日曜日の試合で49ersがビッグプレイを警戒しセーフティーをディープに配置させ幾つかのカバー2ゾーンを展開させてくると読んでいる。
「それは他のチームがして来たことと同じ。ここは物まねリーグだよ。あるチームがそれをして多少の成功を得れば、皆それを翌週にはしてしまう。でも我々のランニングゲームは今まさに始まろうとしている。だから我々はセーフティーをスクリメージラインの方へ下げ、アウトサイドでビッグプレイを決めて見せるよ。」


BEFORE:ラムズvs49ers(10/6)

開幕4連敗で崖っぷちに立たされたラムズ。第5週はいよいよ同地区ライバルのサンフランシスコ・49ersとの1戦だ。これまでのシリーズはラムズが54勝49敗2分でリード。76年から80年まで はラムズが9連勝、90年から98年までは49ersが17連勝、そして最近はラムズが6連勝、と時代に沿って勝敗がハッキリと分かれているのが特徴的。
昨シーズン、9月に行われたこのカードでは序盤こそ12‐0と49ersにリードを許していたが、徐々に追い上げを見せたラムズが30‐26で49ersをくだした。両チームとも9勝2敗となり地区優勝を左右する12月に行われた大事な試合でも、ラムズは27‐14と勝利を記した。
2勝1敗と地区首位を維持している49ersとの今回の試合。プレーオフを目指すためには今回の試合も本当に大事なものになる。その試合をカート・ワーナー抜きで挑もうとしている今、ジェイミー・マーティンに期待が集まる。そんなマーティンと奥さんケリーとの間には先日の月曜、2人目の子供が誕生している。スターターを掴み、新しい家族も誕生した彼にはこれからチームの威信をかけた大きな仕事が待ち構えている。


ハンマーが戻ってくる(10/6)

ラムズの名FB、ハンマーことジェイムズ・ホッジンスがいよいよ 帰って来る。今週水曜日には練習に参加。試合復帰は10月13日のホームゲーム、オークランド戦になる見込みだ。
ホッジンスは8月22日のプレシーズン、サンディエゴ戦で左足を骨折してからフィールドに戻っていなかった。
ホッジンスは言う「多少のジョギングとトレーニングをしていた。気分は良いよ。2日間連続して走ったりすると痛みが出て、翌日完全に休んだりするんだ。」
ホッジンスによると最近のX線では足の回復具合が良かったが、完全な状態ではなかったという。しかし今週の練習次第では次週のレイダース戦での復帰も十分有り得るようだ。


A・ウィリアムスは出場できるか!?(10/5)

ラムズのスターティングCBアーニアス・ウィリアムスはターフ・トウが原因で今週の練習に参加せず、インジュリー・レポートでもクエッショナブルの状態で記載されている。その事から次の49ers戦、11年のNFLキャリアで初めての欠場になるかと心配されている。
HCマイク・マーツが金曜日コメントした「ターフ・トウになった時に唯一すべきことは、出来る限り休みをとることなんだ。彼は試合への準備が出来ていると思う。この1週間で彼は劇的に回復したんだ。」
この怪我は人工芝でプレーする時や柔らかすぎる靴を履いてプレーするときによく起きる。先日のダラス戦でウィリアムスは第2クォータにサイドラインに下がり、その後フィールドに戻ることは無かった。ウィリアムスは今週この怪我について話すのを拒否しているが、彼自身、次の49ers戦には出場したいという意思があることは確かだ。
もしウィリアムズが欠場することになれば、デクスター・マクレオンもまたハムストリングを怪我していることから、ラムズはルーキーのトラヴィス・フィッシャーでその穴を埋めることになる。そしてジェームス・ホイットニーがニッケルバック、ジェラメトリアス・バトラーがダイムバックで起用されることになる。両者は先週の試合でディフェンスとしてNFL初出場を果たしている。


QBが出来るならNFLに戻る!(10/4)

3週間前ラムズをやめたハイズマン受賞者エリック・クラウチが 火曜、もしQBでプレーできるならNFLに戻る考えもあると発言した。
クラウチは言う「仮に再びプレーするなら、確実にQBとしてだろう。僕は殆どの人生をQBとして過ごしていた。自分自身そのように作り上げてきたんだ。僕のベストのフットボールはボールが自分の手の中にあり、試合を通しそれをコントロールする時なんだ。」
クラウチは引退の理由としてWRへのコンバートではなく自身の抱えている怪我をあげていて、それは今も回復していない。
「完治するまでにはもう少し時間が掛かる。元の状態に戻ることが当面の自分の目標だ。」
クラウチは今のところNFLに戻る予定はないと言っているが、完治した時には50%の確率で復帰も考えられると言っている。現在もクラウチを保有する権利はラムズにあり、カート・ワーナーを欠いた今こそ、QBとして復帰のタイミングは良いと言えるかもしれない。しかしクラウチ自身怪我に苦しめられていて、そう上手くはいかない様だ。


ワーナー、5週間での復帰も。。(10/3)

医学の専門化は、小指を骨折したカート・ワーナーに対して8週間から10週間の欠場が必要であると言っている。これは本土のメディアだけでなく、世界中の各メディアでも取り上げられた期間である。しかしその期間に対し異議を唱えている人物もいる。ワーナー自身である。
ワーナーは言う「私はもっと早く復帰できると思っている。前回怪我した時は5週間で戻って来れたんだ。少なくともそれくらいの期間で復帰できると思う。」
ワーナーが言うように2年前同じ小指を骨折した時には僅か5週間をサイドラインで過ごしたに留まっている。しかし大方の見方では、今回の骨折は以前よりも複雑なもので、回復までにその2倍の時間を要するということになっている。
「私は早く戻るためなら何だってするつもりだ。それが今の自分に出来る唯一のことなんだ。 皆は復帰までの期間を長く設定しているが、ただ安全な範囲でこれを見積もったんだと思う。 私はそれが全て間違いだったことを立証してみせる。私はこの事を通して戦って、早く回復できることを信じるよ。」
またHCマイク・マーツもワーナーの早期回復を信じていた。
マーツは言う「医者達と話しをしたんだが、当初予想していたよりもそう長くならないかもしれない。しかし我々はただ見守ることしか出来ないんだ。」
ワーナーは火曜の手術後、大きな副木を右腕に付けながらも水曜日にはラムズパークに姿を現した。そしてジェイミー・マーティンへのサポートについても コメントしている「彼が何か助言を必要とした時、私は出来る限りどんな答えでもする。試合中はプレーを送り、ヘッドホンを通しジェイミーのサポートするよ。」


ワーナーの手術、無事終了(10/3)

先日のダラス戦で小指を骨折したカート・ワーナーが10月1日火曜日、バーネス・ジュイッシュ病院で手術を行った。地元の整形外科医リチャード・ゲルバーマンを中心に行われたこの手術は55分間におよび何の問題も無く、無事に終わったという。
手術に立ち会ったラムズの専属医師マット・マタヴァがコメントした「カートは手術の前も後も快適に過ごしていたよ。現在は部厚い副木が付いている。手は多少動かすことが出来る位置にある。しばらく手で何か掴むということは無理だが、副木からは親指と人差し指が出ている状態だ。調子が良いといって復帰を急ぐと悪化する恐れがある。」
  ワーナーは3週から4週間後、10月の終わり頃には指のリハビリを開始する予定。そして5週間後には今回の手術で入れられたピンを取り外し。復帰までには8週から10週の時間を要すると伝えられる。2年前にも同じ指を折り5試合欠場しているが、今回それ以上に回復に時間が掛かるのは 掌部のすぐ上の指の付け根の部分を複雑骨折しているためだと伝えられている。


元ベンガルズQBと契約(10/3)

カート・ワーナーの長期離脱により、これまでバックアップを務めていたジェイミー・マーティンがスターターQBに、第3QBだったマーク・ブルガーが第2QBになった。そして第3QBとしてラムズは元ベンガルズのスコット・カヴィントンと契約を結んだ。
カヴィントンはマイアミ大学時代、強い肩を持つドロップバック・パッサーと評され1999年のドラフトでベンガルズの7順指名を受けNFL入りを果たす。その年にはリザーブ・ロールとして3試合出場。5回の投球で4回成功、23ydsを獲得。その後の出場は無く、今シーズン開幕を前にチームから放出されていた。


ラムズ4連敗、そして大きな痛手。。。(10/2)

ラムズがダラスを迎えておこなったホームでの第4週。試合時間残り1秒のところでダラスKビリー・カンディフが48ydsのフィールドゴールを成功させダラスが13‐10でラムズをくだした。 そしてこの試合ラムズはこの敗戦以上に大きな痛手を負ってしまった。カート・ワーナーが第1クォーター序盤にダラスSロイ・ウィリアムスにタックルされ地面に手をついた時に骨折。手術を行い8〜10週間欠場する見込みとなった。
この日ワーナーに継いでQBを務めたのはベテランのジェイミー・マーティンだった。37回の投球で24回成功、262yds獲得で1TD、1INTとキャリア最高のパフォーマンスを見せた。
首の状態が心配されていたマーシャル・フォークはスタメン出場。最初のランでいきなりファンブルを犯してしまうが、18回のランで73yds、9回のパスキャッチで67ydsを獲得するなど中々の活躍を見せた。注目のE・スミスとの対決は58ydsに対し73ydsを獲得したフォークに軍配が上がった。
この日ラムズの中で輝いていたのは、先週に引き続きトリー・ホルトだった。9回のキャッチで106ydsを獲得。先週に引き続き100ydsオーバーのレシーブを記録した(キャリア15回目)。
この試合、最初から両チームのターンオーバーが重なり慌しい動きを見せていたが、最初に 得点をあげたのはダラスだった。第1Q残り5分19秒のところでダラスQBクインシー・カーターの17ydsTDパスがWRダーネイ・スコットにヒットし7‐0とリード。その後両チームとも攻撃に行き詰まる場面が多くなるが、第2Q後半にようやくラムズQBマーティンがWRアイザック・ブルースへ約2年ぶりとなる21ydsTDパスを記録させ7‐7のタイに持ち込む。そして第3Q後半、Kジェフ・ウィルキンスが27ydsFGを決め10‐7。第4Q残り4分28秒のところでダラスKカンディフが35ydsFGを決め再度タイになる。その後のラムズのドライブでは試合を決める49ydsFGをウィルキンスがトライしたが、ミス。そして良いフィールドポジションを獲得したダラスがそのまま試合を決めた。




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