RAMS May News/5
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NEWS-5月



新装DT (5/19)
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今オフ、これまで先発DTを務めていたドラフト1巡コンビのライアン・ピケット(グリーンベイ)とダミアン・ルイス(キャロライナ)がそれぞれチームを去った為、補強が急務とされていたDT。元ダラスのプロボウラーDTラロイ・グローヴァーを迎え、ドラフトでは3巡でDTクラウド・ロートンを指名し順調に層を厚くしている様に思えたが、フロントは更にベテランDTの獲得を目指しているようだ。
特に名前があがっているのがグレディー・ジャクソン(33)とジェイソン・フィスク(33)の2人。ジャクソンは9年目のベテランで過去3季はグリーンベイに所属。フィスクは11年目のベテランで昨季はクリーブランドに所属していた。
現在ラムズには6人のDTが所属;グローヴァー、ロートン、ジミー・ケネディー、ブライアン・ハワード、ジェレミー・キャラハン、そしてドラフト外ルーキーのティム・サンディッジ。
先に行われたルーキー・ミニキャンプではロートンが高評価を得ている。
HCスコット・リネハンは言う「彼には爆発的な力がある。プレーに対する姿勢も良い。フィルムで見た時からトップ15選手の内の一人だと思っていた。彼には大きな期待を持っている。」



更なる飛躍を目指すバロン (5/17)
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先週末無事に行われたルーキー・ミニキャンプ。今春ドラフトされた若手選手等、多くの選手が新しいフィールドの土を確かめながら練習に励んでいたが、その中には昨年ドラフト1巡で指名されたOTアレックス・バロンの姿もあった。
バロンは言う「もう一度一通り覚えないといけない事があるからね。幾つかのシステムはこれまでと違うものになったから。」
今回のミニキャンプを前にHCスコット・リネハンは2005年にドラフト指名された選手達にも一通りキャンプに参加するように声をかけている。今オフ、スタッフが大幅に入れ替わったことで早い内に新しいシステムに順応してもらう狙いだったようだ。
バロンの場合は特に他の2年目の選手に比べて、早い内にチームの練習に参加することは意義があるだろう。彼は昨年契約の縺れから21日間の全体練習、19日間のトレーニング・キャンプに不参加、そして開幕後の2試合もフィールドに立つことはなかった。しかしその後は12月に親指の靭帯損傷の為に2試合欠場するまでは11試合に先発出場(これはラムズのルーキーとしては1986年のトム・ニューベリーの14試合に以来の記録)し、潜在能力の高さを窺わると同時に早めに合流出来なかったことが悔やまれた。今年はこれまでのところ順調に調整してきており、このままいけば来季以上の活躍は約束されたようなものだろう。
また今回のキャンプ終了時、ドラフト外選手として先日契約したコネチカット大出身のTEエド・ネルソン(大学時代はバスケ一筋で高校1年以来のフットボールに挑戦していた)と東イリノイ大出身のDEコリー・ローザ、2選手を解雇している。



熾烈な先発TE争い (5/14)
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現在ラムズで最も不安定ながら期待が注がれているポジション、TE。ドラフト時にこれまで先発TEを勤めていたブランドン・マヌマレウナがトレードされてから、来季の先発TEの座は空席となった。そして今、若手TE達がその椅子を狙っている。
ドラフト2巡指名されたコロラド大TEジョー・クロッフェンスタインは言う「(マヌマレウナのトレードの件は)本当に驚いた。ただ聞いた時は正直嬉しかったかな。」
今春ドラフトでラムズは2巡でクロッフェンスタイン、3巡には南カリフォルニア大のTEドミニク・バードを指名した。クロッフェンスタインは大学時代86キャッチ、1,076yds、そしてコロラドのTE記録となる13TDを残した。対してバードも怪我に泣かされた時期もあったが81キャッチ、968yds、4TDという記録を残している。
バードは言う「プレー・ブックを覚えて、謙虚に競り合っていかないといけない。プロボウルTEを相手にするような気持ちで、一生懸命練習していくよ。」
2人は今週末行われているルーキー・ミニキャンプで共に一つのポジションを目指し汗を流している。
クロッフェンスタインは言う「お互いに向上するように競り合ってるよ。プレーのことを話したりもする。まだ僕らは同じ舞台にいる。それはある種の助けになるね。」
他にも今春ラムズに加わった選手で先発TEの座を狙っている選手がいる。ドラフト外選手として入ったコネチカット大出身のエド・ネルソン。以前このHPでも紹介した高校1年以来のフットボールをする為にNFLに入った元バスケの選手だ。
ネルソンは言う「ブロッキングやレシービング、色々な新しいことを学んでいるよ。全てが一度にやってくる感じ。時には立ち止まって見返したりもするけどね。最近大学を卒業したけど、今はこれまで取ってきた中で一番難しいクラスだろうな。」
HCスコット・リネハンは言う「誰が今一番近い位置にいるかなんて言い急ぐことはないだろう。しかし彼らは自分達が今どういう状況にいるかは分かっているはずだ。」



ルーキー・ミニキャンプ開幕 (5/13)
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ドラフトでラムズに指名された選手達が本格的にスタートを切る時が来た。ルーキーの為のミニキャンプが今週土曜から月曜に掛けて行われる。
HCスコット・リネハンは言う「いよいよ彼らを次のステップに移すことが出来る。今回はハドルの手順やプレー・コール、戦術の名前とか基本的な事の学習に多くの時間を割く予定だ。選手達の不安要素を取り除く意味でも重要なものになる。」
ラムズ・パークで行われるこのミニキャンプは一般公開はされず、30人から35人の選出が集まる予定。その中にはドラフトで指名された選手以外にもドラフト外で入団した選手等も含まれる。しかしNFLの規定で大学を卒業していないドラフト4巡のLBジョン・オルストンは今回参加出来ない(オルストンが通うスタンフォード大は4学期制で、シニアのクラスはまだ終わっていない)。
今回のミニキャンプで注目を集めるのはやはりクレムソン大出身のドラフト1巡タイ・ヒルだろう。
ヒルは言う「フィールドに出てパフォーマンス出来るのは嬉しいね。でもミニキャンプやらトレーニング・キャンプなんかは早く終わってほしいよ。正直キャンプは嫌いなんだ。もうシーズンに入る準備は出来てるんだから。」
また今回にキャンプ、他のポジションの選手達とは違い、いつまでもルーキー気分でいられないのがTE達だろう。今ドラフトに際しこれまで先発TEを勤めていたブランドン・マヌマレウナをトレードでサンディエゴに出してしまい、現在TEのデプスには若手が揃う状態。ドラフト2巡のジョー・クロプフェンステイン、3巡のドミニク・バードは即戦力としての期待を背負うことになっている。
今後は全員参加のミニキャンプが6月に9日から11日に、トレーニング・キャンプが7月下旬から行われる。



バスケからNFLに (5/7)
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ドラフト直後、ドラフト外選手として契約した10人の中に異色の選手がいる。大学時代バスケットボール一筋で、高校1年以来フットボールをしていないというTEエド・ハリスだ。
大学最終年にコーチからプロのスカウトが自分に興味を示していると告げられた時、NBAへの夢を膨らませたハリスだが、それがNFLのスカウトだと知ると、それは更なる驚きに変わったようだ。
ネルソンは言う「自分はバスケの選手だったんだよ。」
実際にネルソンはコネチカット大学ではバスケ一筋で、高校1年の時以来フットボールをしていない。しかし彼には201cm、120kgの体格を持つネルソンは以前から周囲にフットボールを勧められていた。そしてラムズもその内の一つで、今回契約に踏み切った。
元バスケの選手と言っても馬鹿に出来ない。現在NFLを代表する3人のTE、サンディエゴのアントニオ・ゲイツ、カンザスシティーのトニー・ゴンザレス、デトロイトのマーカス・ポラードは元バスケの選手。ゲイツとポラードは大学時代にはプレーしていなかったが、ゴンザレスはカリフォルニア大でバスケとフットボールを両立させ、それぞれ活躍していた。
ネルソンは言う「ブロッキングに関しては練習が必要だけど、キャッチングに関しては自然に出来る事だと思う。ボールを取ることも、接触することも問題ないよ。バスケではもう自分もピークを迎えていた思うけど、フットボールではそれが全く新しい。学ぶべきことが多いのは分かっているけど、自信はあるよ。」



デンゼル・ワシントンの息子がラムズに入団 (5/3)
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元々、ロサンゼルスをフランチャイズにしていた関係かラムズとハリウッドには切っても切れないものがあるようだ。ドラフト外選手として、あのアカデミー賞俳優デンゼル・ワシントンの息子であるRBジョン・デヴィッド・ワシントンがラムズと契約した。
デンゼル・ワシントンと言えばフットボールファンが思い浮かべるのは”タイタンズを忘れない”で彼が演じた高校のフットボールコーチ、ハーマン・ブーンではないだろうか。デンゼル自身、高校時代RBとして活躍しており、大学でも役者に転向する前の1年間プレーしていたほど、元々フットボールにとても繋がりのある俳優だ。
ジョンは父親のスクリーンでの活躍は自身のフットボールのキャリアとは関係ないと言っている「これは自分のことだからね。父さんは100%、自分を支えてくれているけど、彼の影響で自分がここにいるとは思っていないよ。」
デンゼルは言う「自分が成し得なかった夢を叶えようとしている息子がいるって言うことは本当に誇りに思うし、同時に幸せだ。彼の父親であるということ以上に幸せなことも無いだろう。」
モアハウス・カレッジでは1試合のラッシング(242yds)、シーズン(1,198yds)、そしてキャリア(3,699yds)でスクール記録を塗り替え、キャリア記録はNCAAディヴィジョンUの記録にもなっている。
他にもラムズとハリウッドとの繋がりを示す例は、今で言えばHCスコット・リネハンの義理の弟があの問題作”パッション”でキリストを演じたジム・カヴィーゼルということもあり、過去にも1969年にラムズの殿堂入り選手DTマーリン・オルセンがジョン・ウェイン主演の”大いなる男たち”で映画俳優としてデビュー。他にも名作TVドラマシリーズの”大草原の小さな家”にも出演し、中々の好評を得ていた。



ドラフト2日目 (5/1)
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ドラフト2日目、ラムズは4巡(全体113位)でインディアナ大のDEヴィクター・エイドヤンジュと契約して幕を開けた。この4巡は本来ラムズは保有していない物だったが、直前に過去3季先発TEを勤めていたブランドン・マヌマレウナをサンディエゴに引渡し、それと引き換えにこの指名権を得ていた。 エイドヤンジュはスクール史上3位となる43試合連続先発出場を記録。193cmという身長、長い腕、全体的な体格はDEとして理想的。ラン守備には定評がある。ラムズでの役割はまずDEレオナード・リトルの控えに回ると思われる。
5巡(全体144位)ではヴァージニア大のWRマルケス・ヘイガンを指名。大学時代は最初の2年間でチームのリーディングPRとなり、最後の2年間はQBとしてスクール記録となるパス成功率(.623)を残した。ラムズでは先発PRの座を狙うことになるが、パスを投げれるだけに将来的にはアントワン・ランドール・エルの様なプレーが期待出来る。
そして7巡では3人の選手を指名。まず全体221位でノースウェスタン大のILBティモシー・マギャリグルを指名。マギャリグルは大学キャリアでNCAA記録となる545タックルを記録。最初はスペシャル・チーム要員としての活躍が期待されている。全体242位ではミネソタ大のGマーク・セッターストロムを指名。大学キャリアは全50試合に先発出場し、その期間ミネソタ大のOLユニットが許したQBサックはビッグ10最小の46サックだった。まずは控えとして成長が望まれる。
そして最後の指名となったのが全体243位でミズーリ大のGトニー・パルマーだった。俊敏性は持ち合わせていないが、フィジカルなブロックが売りでいざという時に大きな壁になる。セッターストロム同様にまずは控えのスポットを争うことになりそうだ。





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