RAMS November News/11
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NEWS-11月



DEアデイオンジュが残り試合欠場濃厚に… (11/28)
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昨日のサンフランシスコ戦では怪我により少なくとも1プレーでフィールドから降りた選手は先発6人を含め7人いるが、中でもDEヴィクター・アデイオンジュの怪我は深刻のようだ。
この日もDEレオナード・リトルの逆サイドのDEとしてプレーしていたルーキーのアデイオンジュが怪我をしたのは前半で右前腕の骨折だと思われる。詳しい検査は今日にも行われる予定で、このままでは今季残りの欠場は濃厚のようだ。
アデイオンジュは言う「FBが自分の所に走って来た時に、彼のヘルメットが自分の腕に当たったんだ。偶然の事だけど結果骨折してしまった。」
アデイオンジュがフィールドを離れてからはDEブランドン・グリーンが殆どのプレーで代わりを務め、ルーキーのDTクラウド・ロートンもDEとして出場。またこれまでもパスのシチュエーションでDEに入っていたLBラオノール・スミスもいつも以上にDEとして役割を多く任せられていた。
この試合では他にCリッチー・インコグニートが足の捻挫、CBタイ・ヒルが四頭筋を負傷してフィールドを離れた。インコグニートの代わりにはCブレット・ロムバーグ、ヒルの代わりにはCBロン・バーテルが途中から出場した。
ヒルは元々その場所を傷めていたが、先週通常の練習に参加していてた為負傷者レポートには載っていなかった。時間と共にその傷が癒えることはなく、爆弾を抱えてこの試合に入っていた。



S・ジャクソンが試合を制覇 (11/27)
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本拠地エドワード・ジョーンズ・ドームにサンフランシスコ・49ersを迎えたレギュラーシーズン第12週。試合は両チーム共にランニング先行で終盤まで締まった展開になったが、ラッシングとレシーブビングでチームを引っ張ったRBスティーヴ・ジャクソンの活躍もありラムズが20-17で勝利。連敗を5で止めた。
この日のQBマーク・バルジャーは34回のパスで23回成功、201yds、1TD、1INTを記録。被サックは2回で、メンバーのシフトを余儀なくされた前2週(合計11回)に比べると大幅にOLが改善された中でプレー出来たことが分かる。
Gアダム・ティマーマンは言う「過去数週で彼は少し痛みを被ってきた。自分たちは彼をクリーンな状態に止める必要がある。そうすることで彼は余裕を持ってパスを投げる事が出来るんだ。」
OLの好調はランニング・ゲームでも発揮された。9月17日のサンフランシスコ戦以来100ydsラッシングを記録していなかったジャクソンが前半だけで105ydsを獲得。先週シアトルを相手に212ydsを走った49ersのRBフランク・ゴアもこの日134ydsを走り回ったが、ジャクソンも試合全体でシーズンハイ・タイとなる121yds、1TDを獲得、レシーヴィングでも9回の捕球で71ydsを記録し、チーム合計獲得距離349ydsの半分以上を一人で稼ぐ結果となった。
この試合が決まったのは試合残り時間3分54秒、13-17で迎えたラムズ最後のドライブ。自陣20ydsからのスタートでバルジャーが試合序盤の不調を吹き飛ばす落ち着いたプレーを披露。ジャクソンが2度の4th&1のピンチをランで切り抜ける中、9回のパス全てを成功させ最後にはWRケヴィン・カーティスへ針の穴を通す様な5ydsのTDパスがヒット!試合残り29秒を残して逆転に成功。49ersも残り時間に全てを託して攻撃に出たが最後はQBアレックス・スミスからWRアントニオ・ブライアントへのディープ・パスをSオシマゴ・アトグウェイがINTして試合に幕を閉じた。
<@ WRトリー・ホルトはこの日4キャッチで30ydsに抑えられたが、この成績でキャリアのレシーヴィング獲得距離が10,282ydsとなり、キャリア最初の8シーズンの成績でWRジェリー・ライスを9yds上回りNFLトップになった。<@ ルーキーCBタイ・ヒルが今季3度目のINTを記録。リーグのルーキー記録で1位タイとなったが、後半に四頭筋を痛め試合を退いている。



DEリトルと3年契約延長 (11/20)
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これまで9年のキャリア全てをラムズに捧げて来たDEレオナード・リトル(32)が日曜日3年の契約延長に合意し、このままセントルイスでキャリアを終える考えである事を明らかにした。契約金の詳細は明らかになっていないが1900万ドル以上と見られている。
「先週の水曜か木曜にはもうこの話がまとまるだろうと分かっていた。代理人がある電話をしてきて、どうなっているか伝えてくれた。そして最終的にはこの様な形になった。このセントルイスでキャリアを終えようと思っている。」
0-15で敗戦を記した今日のキャロライナ戦でも1サックを記録しているリトルは、今季これまで怒濤の勢いで10サックを記録。2001年に記録した自己ベストまで後4.5サックと迫っており、残り6試合でどれだけ数字を伸ばせるか注目だ。
「ここ2、3年よりも更に良いプレーが出来るか気になるとなると思うけど、今の調子でいく自身はある。」
リトルはこれまでフィールド外での問題が多かった。1999年には飲酒後に車両事故を起こし、3ヶ月の拘置で執行猶予4年の判決を受けている。2004年にも飲酒運転の疑いで再び拘束されているが、昨年になってそれは無罪の判決。また同年のシーズン中に実の弟が銃殺されるという事件もあった。
しかしフィールド上ではラムズのスーパーボウル制覇を経験した唯一の守備選手として抜群の存在感を放っているだけに、今回の決定はラムズにとって非常に心強い物になるだろう。
「もし他のチームに移籍しないといけないとなったら、そうしないといけないのかもしれない。でも自分はここのコーチ陣が好きなんだ。リネハンHCにしてもハスレットDCにしても、彼らはこのチームの為に良くしてくれている。それにコーリー・チェイヴァスの様に自分の為に此処に来てくれた選手達もいる。彼は常に自分とプレーしたかったと言ってくれた。だからそういう選手達の為の決断でもあるんだ。」 リトルは1998年からのキャリアで71サックを記録。1982年にサックが公式成績として認められてからの数字ではこれは1位のケヴィン・グリーン(72.5サック)に次ぐ2位の成績になっている。



CARにシャット・アウト負け… (11/20)
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プロボウルOTオーランド・ペイスの離脱はここまで大きいものだったのか…。レギュラーシーズン第11週バンクオブアメリカ・スタジアムで行われたキャロライナ・パンサーズ戦。ロサンゼルスからフランチャイズを移して以来初めて白パンツを履き最近の悪い流れを一掃しようと挑んだラムズだったが、7回ものサックをパンサーズに許す等、オフェンス陣の見せ場は何も作れないまま0-15で試合終了。今季6敗目は1998年以来のシャット・アウト負けになってしまった。
この日、QBマーク・バルジャーは34回のパスで19回成功、142ydsを投げて1INTを犯す等、パスの精度、判断力共に本来の調子とは程遠い状態だった。それも常にパンサーズ守備陣が押し寄せる状況下では仕方が無いのかもしれない。殆どのプレーで6、7人の守備をパス・ラッシュに充てていたキャロライナの守備に対しラムズはペイスを欠いた新たなライン。前半だけで5サックを許してしまった。
そんな中でオフェンス全体の流れが悪くなり、第4QTRにかすみ目が原因でフィールドから降りているWRアイザック・ブルースは3度の落球もありこの日は1回のレシーブで6yds獲得に抑えられ、ラッシングも合計で31ydsに抑えられた。
12回のポゼッションの中で合計獲得距離が111yds、1stダウン8回、1INT、1ファンブル、1セーフティー、敵陣に進入出来たのが2回、そして9回ものパントを強いられては惨敗と言う他無いだろう。



T・ヒル:地元で先発スタート (11/16)
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ラムズに入った直後に2年以内にプロボウルに行くと宣言したものの、ルーキー・トレーニングキャンプが始まってからはNFLのレベルを目の当たりにし、まだ先発をやれる段階でない事を自覚したCBタイ・ヒル。しかしシーズンも中盤に入った今、持ち前の自信が蘇ってきたようだ。
ヒルは言う「もう先発をやるのに十分のプレーを出来るようになったと思うよ。シーズンを通して成長することが出来ている。先発を任せられるなら今が丁度良い時じゃないかな。」
ヒルは今季これまで5番手のDBとして主にニッケル隊形で出場機会を得ている。10月初旬には負傷したファキーア・ブラウンに代わり2試合で先発も勤めており、先週のシアトル戦でもシーホークスの3WRセットに対応する為に先発出場を果たしている。そして今週の火曜日、これまで9試合で先発左CBを勤めていたトラヴィス・フィッシャーがシアトル戦で負った前腕部の怪我が原因で故障者リストに登録されたことから、これからは順調にいけばシーズン終了するまでヒルは先発CBの座につく事になった。
「正直こんな形で先発の座に付きたくはなかった。それでも自分にとっては前に出て、先発として己を磨くのは大事なこと。今はチームが自分を必要としてくれている。これまで何人もの素晴らしいレシーバーを相手にして来て、今ではどうプレーすれば良いのか分かるようになった。」
HCスコット・リネハンは言う「タイは大分良くなった。自信も付いたようだし、戦略面での理解も深くなった。昔の癖やルーキー特有のミスも少ない。」
今週末の対戦相手はキャロライナ・パンサーズ。サウスキャロライナ州出身のヒルの再スタートには他にはない相手だ。ヒルによると家族と友人含めて100人以上の関係者が応援に駆けつけてくれるそうだ。
ヒルは言う「たぶん他のどんな試合よりも熱が入るんじゃないかな。自分にとって本当に大きな試合だ。役割が大きくなるっていうこともあるし、楽しくなるだろうね。」



ペイス今季絶望 (11/14)
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昨日のシアトル戦は敗戦の他にLTオーランド・ペイス今季アウトという大きな痛手を同時に被ることになった。
前半残り5分自陣48yds地点1&10のシチュエーションで元ラムズのDEグラント・ウィストロムをブロックしていた時にそれは起きた。
ペイスは言う「通常のパス・プロだったんだけど…異常なことだった。いつもの様にプレーしていたんだけど、あの時は何か切れた様な音がしたんだ。」
結果、前左上腕三頭筋を断裂し今期中の復帰は不可能になった。
「とりあえずMRIの結果を見てからだ。もし手術が必要であればそうする。」
ペイスの離脱からこの試合は途中からアダム・ゴールドバーグがLTと勤めていたが、このまま今季残りでLTをゴールドバーグに任せるかはまだ確かではない。LGのトッド・ストゥーシーとの入れ替えも考えられる。いずれにしてもプロボウル7回を誇る選手の離脱は大きな戦力ダウンになるのは間違いない。
HCスコット・リネハンは言う「普通に考えてプロボウルTを失うのはかなりの痛手だ。ただこのままその事に対して不平を言っていてもしょうがない。とにかくこの問題を解決していくしかない。」
またこの日、先発CBトラヴィス・フィッシャーも第3QTRにFBマック・ストロングにタックルした際に前腕を負傷しフィールドから下がっている。
フィッシャーは言う「大分痛む。X線で調べてみたけど、まだどこか折れたかははっきり分からないんだ。多分打撲だと思う。以前に痛めた場所と同じところだ。」
フィッシャーは2004年シーズン最初の6試合を右前腕骨折の為に欠場している。
この試合はフィッシャーの負傷後、タイ・ヒルが全ての隊形でCBを勤め、ニッケル隊形の時にはコーリー・チェイヴァスがSからカヴァー・スロットに入り、ジェローム・カーターもベンチからフィールドに入った。ベテランCBジェラメトリアス・バトラーをこの日もインアクティヴ・リストに登録していた為、このシチュエーションの時にラムズは3人のSに対し僅か2人のCBでやり繰りする状態であった。
フィッシャーの復帰には現時点では4、5週間掛かると見られれている。



シアトルに負け4連敗 (11/13)
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雨の中のクエスト・フィールドで行われたレギュラーシーズン第10週シアトル・シーホークス戦。天候の影響からか得意のパッシング攻撃を旨く展開出来ないラムズに対してシーホークスは124ydsを走ったRBモーリス・モリスを中心とした堅い攻撃を披露。序盤から互いに点を離さない接戦となり、試合が決まったのも残り13秒の時点、シアトルのKジョシュ・ブラウンが38ydsのFGを成功させ22−24で終了。ラムズはこれで4連敗となった。
QBとRBの両先発を欠くシーホークスを相手にラムズ守備陣はここ最近には無かった踏ん張りを見せ、第3QTRを終わって16−14と試合をリード。第4QTRに入って直ぐにも更にリードを広げる機会があった。第3QTRの終盤でファンブルを捕球して得た敵陣からの攻撃で12yds地点まで駒を進めたラムズは4&1の場面でFGではなくギャンブルを選択。レッドゾーンに走りこむTEジョー・クロッフェンシュタインへのパスは失敗に終わり得点を刻めないまま相手にボールを受け渡してしまった。
QBマーク・バルジャーは言う「このドライブでTDが取れていれば自分達に都合の良い2スコア・ゲームにすることが出来ていた。」
この後、シアトルPRネイト・バーレソンの90ydsリターンTDで得点を16−21と逆転されてしまったラムズだったが他にも試合を分けるシーンが第4QTRの終盤に待っていた。 残り2分37秒の時点でRBスティーヴン・ジャクソンが14ydsのTDを決め22−21と逆転に成功。ジャクソンの突進でエンドゾーン内に複数の選手が群がる中、ヘルメットが脱げてしまったジャクソンを助けに入ったCリッチー・インコグニートが誰かを押した際にパーソナル・ファール(15yds)を取られてしまう。
インコグニートは言う「スクラム状態になっていたからスティーヴンを守ろうとしただけなんだ。その結果がこのファールだ。」
TD後のファールだった為に得点が無効になることはなかったが、このファールはキックオフ時に適用。続いてのプレーでラムズは点差を3点に広げるために2ポイント・コンヴァージョンを選択。バルジャーのパスはエンドゾーン内にいたWRトリー・ホルトの手に入ったが、ここでインコグニートがホールディングのペナルティーを取られてしまい10yds後退。再度2ポイントを試みるも、次は失敗に終わり得点差は結局1点のままになった。
インコグニートの1回目の反則から通常の地点から15yds下がった自陣15yds地点からのキックオフによりリターナーのジョシュ・スコービーは33ydsのリターンで一気にラムズ陣49yds地点まで進入。残り2分23秒を残してからの攻撃でシーホークスは7プレーを使い少しずつ攻撃を進め最後のFGに繋げた。
結果的にインコグニートの最初の反則が大きく響いてしまったがチーム・メイトは彼の行動を責めてはいない。
OGアダム・ティマーマンは言う「OLなら誰でも同じようなことをして仲間を守ろうとするだろう。」
ジャクソンは言う「インコグニートはただRBを守ろうとしてくれたんだ。それで不幸にも自分達はフラッグを受けたけど相手にはなかっただけだ。彼は謝る必要なんて無いよ。もしまた同じようなことがあったら、今回の様にまた自分を守ってほしい。」
これで同地区首位のシアトルに2つの星の差が付いてしまったラムズ。これからも厳しい戦いが続く。



RBフィッシャーが故障者リスト入り (11/8)
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先日のカンザスシティー戦で膝の靭帯を断裂させてしまったRBトニー・フィッシャーが故障者リストに登録されることになった。近々手術を受ける予定で、フィッシャーの2006年シーズンはこれで終わりになった。
2002年ドラフト外選手としてグリーンベイでNFLのキャリアをスタートさせたフィッシャーは今オフにラムズに移籍。スティーヴン・ジャクソンスティーヴン・デイヴィスに次ぐ3番手RBとして今季は6回のランで9yds、14回のレシーブで159yds獲得。最近2試合はKRの仕事も任せられ8回のリターンで平均20.6ydsを獲得している。
またこのフィッシャー離脱によりラムズは少し変わった経歴のあるRBケイ=ジェイ・ハリスと2年の契約を交わしている。
ハリスは高校卒業後、テキサス・レンジャーズにドラフト指名されMLBでのキャリアをスタート。マイナーリーグで3シーズン過ごした後、ガーデンシティー・コミュニティー・カレッジでフットボールを再開。その後ウェスト・ヴァージニア大学に編入し2年間プレー。23試合に出場しランで1,483yds、14TD、25回のレシーブで、292yds、3TDを獲得している。
ハリスは2005年にドラフト外選手としてマイアミと契約。同年10月5日には試合に出ることなく解雇されているが、その時に現ラムズHCスコット・リネハンと接触があったことでこの契約が実現したようだ。
リネハンは言う「彼はこのオフェンスを知っている。プロテクションに関しても、ランニングにしてもね。また彼は素晴らしいスペシャル・チーム要員になるだろう。」
このハリス、実は一度死んでいる…。と言っても勿論文字通りの事ではなく、高校時代に他の2人の生徒と共に車の事故に巻き込まれ、その時にラジオの報道で死亡したと伝えられてしまったらしい。実際には3人共に無事で、ハリスは指を切っただけで済んでいる。しかしこの"死"からの生還は現在3連敗中のラムズにとって無理やりにでも意味を繋げたいところだ。



ミスとペナルティーでKCに追いつけず (11/6)
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レギュラーシーズン第9週、ホームにカンザスシティー・チーフスを迎えての一戦。ラムズは序盤に犯した3つのファンブルから17点のリードを許し、それが最後まで届かぬまま17−31で3連敗を記すことになった。
開幕からの5試合で15のターンオーバーを築いた守備陣は今週も先週のサンディエゴ戦に続きターンオーバー0。ランニング守備も先週のRBラダニアン・トムリンソン同様チーフスRBラリー・ジョンソンに良い様に走られ172ydsものラッシュを許してしまった。
SSコーリー・チェイヴァスは言う「今日は90%はランを止める為に良い仕事が出来ていた。でも2、3のプレーで大きなヤードを与えてしまったんだ。50ydsや60ydsのランなんて許しちゃいけないんだ。同じような事を守備は最近繰り返してしまっている。」
守備の苦戦から序盤から一気に点差を広げられる展開となったが、0−17から7−24、そして17−24と第4QTRを前に逆転が狙える勢いもあった。最終QTRに入って最初のドライブで7点差を追うラムズは順調にオフェンスを展開させ敵陣26ydsまで進入。しかしここで昨季NFLで最も反則を取られた選手であるOTアレックス・バロンが2回連続でフォルス・スタートを取られ合計10yds後退。その後のプレーでQBマーク・バルジャーはWRアイザック・ブルースへ12ydsのパスを通したが、そこへまたもイエロー・フラッグ…ブルースに対して疑惑の残るパス・インターフェアレンスにより46yds地点まで戻り、FGすら決めることが出来なかった。
ブルースは言う「そう大きな事ではないよ。レフリーにはそう見えたからコールしたんだろう。時間がなくて次のプレーに入らなくてはいけなかったから、あの時は自分もそう気にすることが出来なかった。」
その後のドライブでチーフスは94ydsの攻撃を展開、最後にはQBデーモン・ヒュアードがこの日3度目のTDを決めてラムズの追撃を押し切った。



ラムズを忘れない (11/5)
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タイタンズを州チャンピオンに導いた伝説的HCハーマン・ブーンこと俳優のデンゼル・ワシントンが金曜日ラムズ・パークを訪問した。カジュアルな黒を基調とした服装で屋内施設のフィールドから離れた少し場所から独りで練習を見守っていたデンゼルだったが、多くのラムズの選手達はアカデミー賞俳優のオーラに直ぐに気付いたようだ。
CBタイ・ヒルは言う「衝撃的だったよ。見上げてみたら、”あれってデンゼルじゃないか?!”って感じだった。何度か目を向けてしまったよ。」
今回のデンゼルの訪問は息子であるJ.D.ワシントンの様子を見ることが目的。J.D.は今春からラムズに加わっていて現在は練習生RBとして登録されている。プレシーズン中にも試合観戦に訪れたデンゼルだが、J.D.は父が練習に訪れることは知らなかったようだ。
J.D.は言う「自分も驚いたよ。まさか練習を見に来るとは思ってなかったからね。」
DEレオナード・リトルは言う「J.D.の父親があのデンゼルだなんて忘れていたよ。彼の映画では”トレーニング・デイ”が一番好きだ。まぁ全て好きなんだけどね。彼は最高の俳優の一人だよね。」
Gアダム・ティマーマンは言う「やっぱり”タイタンズを忘れない”が一番良いよ。しかし彼は一度も悪い映画は作ってないね。」
中にはDEヴィクター・アデイオンジュの様にデンゼルの存在に気付かなかった選手もいた。
「彼がいたの?全然気付かなかった。練習に集中してたんだ。でも凄いことだね。まだこの辺にいるかな?」
長時間に渡って練習を見学していたデンゼルにHCスコット・リネハンも感心していた。
「他の選手の父親と同様に自分の息子を見に来ていたというのがよく分かった。彼は私の好きな俳優の一人だ。それだけにここに来てくれたことは光栄だよ。願わくば彼には自分達の幸運のお守りになってほしいね。」
現在2連敗中のラムズ。練習を一通り見てのアドバイスをブーン・コーチにお願いしたいのですが・・・
「今日はただ息子の為に来ただけだよ。」
そう言ってデンゼルはJ.D.と共にフィールドを後にしたそうです。しかしラムズの選手達にしてみたら良い目の保養になったことでしょう。



改善必須の守備陣 (11/1)
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シーズン・ハイとなる419ydsを許し、セントルイスにフランチャイズを移してから10番目に悪い216ydsというラッシングをRBラダニアン・トムリンソンを中心に許し、失点は31点(他の7失点はターンオーバーから)と良い所を見せられないまま終わってしまった先日のサンディエゴ戦のラムズ・ディフェンス。最近はシーズン開始時の様なパフォーマンスが出来ずにいる守備陣だがこの試合を教訓に改善していくことは出来るのだろうか?
DCジム・ハスレットは言う「今回は残念な結果だった。気付かない内にやられてしまった感じだ。ただプレー自体はそう悪くなかったと思っている。実際良い練習は最近ずっと出来ていた。ただ相手のプレーに旨く適応することが出来なかった。RBやTEを使って良い様にミスマッチを作られてしまった。」
この日のラムズのコールはことごとくチャジャーズの想定内の物に終わっていた。敵陣28yds地点3&12の場面では3人の守備のラッシュだけでブリッツをせずにパスを警戒していたが、QBフィリップ・リヴァースは冷静にWRエリック・パーカーへの16ydsパスを成功。その5プレー後にはブリッツを入れて対応しようとしたが、このプレーではリヴァースからTEアントニオ・ゲイツへの27ydsパスが通りラムズ陣2ydsの地点まで進められてしまっている。
トムリンソン相手に競負けて2度の大きなレシーブでのゲインを許してしまったLBウィル・ウィザースプーンは言う「彼らは良いゲーム・プランを用意していた。空中戦でも今まで見たことがないような素晴らしいプレーがあった。コールも的確なものが完璧のタイミングで出されていたんだ。」
試合後、チャジャーズのHCマーティー・ショッテンハイマーはラムズ守備陣に対して行った対策を説明している。
「彼らはとてもスピードのあるチームだ。ボールに対して本当に早く反応する傾向がある。だから逆にそれを利用させてもらった。」
今週末の相手であるカンザスシティー・チーフスもチャジャーズと同じ様に強力なランニング・ゲームを得意とするチーム。RBラリー・ジョンソンは先のシアトル戦で155yds、3TDを記録しAFC週間最優秀攻撃選手に選出される等、波に乗った状態でセントルイスにやって来ることになる。
ハスレットは言う「前戦のビデオを見たが、最初の3プレーは前にサンディエゴで見たものと同じものだった。チーフスは今まさに攻撃の面で好調だ。試合までこちらも調整していかなくてはいけないだろう。」





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