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NEWS-10月



T・ホルト、NFC月間最優秀オフェンス選手に(10/29)

木曜日、WRトリー・ホルトが10月のNFC月間最優秀オフェンス選手に選ばれたことがNFLから発表された。
3試合あったこの10月、ホルトは22回のレシーブで402yds、5TDを獲得。10月13日のマンデーナイト、アトランタ戦では11回のレシーブで161yds、2TD獲得。翌週のグリーンベイ戦では4回のレシーブで67yds、2TDを獲得し、先週のピッツバーグ戦では7回のレシーブで174yds、1TDを獲得。ラムズ・オフェンスの中心人物としてチームの勝ちに大きく貢献する場面が多く見られた。
今季これまでを見てもホルトの活躍は安定しており、現在までに記録している52レセプションはNFL1位。獲得距離778ydsはMINのランディー・モス(791yds)に続き2位、そして自身のキャリアハイとなる8TDはモスと共にNFL1位タイとなっている。
今回のホルトで月間最優秀選手受賞者は先月NFCの月間最優秀スペシャル・チーム選手に選ばれたKジェフ・ウィルキンスに続き今季ラムズ2人目。月間最優秀オフェンス選手に限定すると2001年12月のRBマーシャル・フォーク以来で、ホルト自身今回が初の受賞となった。


フォーク、アーチュレタ、SF戦での復帰濃厚(10/26)

今週末に控えた同地区ライバル、サンフランシスコ戦を前に何人かの主要選手が試合に復帰することが濃厚となってきている。
まずRBマーシャル・フォーク、SSアダム・アーチュレタ、CBトラヴィス・フィッシャーの出場はほぼ確定的。そしてRBラマー・ゴードンの復帰も濃厚なってきた。
しかし先日のピッツバーグ戦で負傷したDEレナード・リトル(腹筋部)、DTダミアン・ルイス(足首)のは共に復帰まで少なくとも1試合欠場の見込みで、DEブライス・フィッシャーがリトル、ブライアン・ヤングがルイスの代役として出場する予定だ。


雨の中の勝利(10/26)

小雨が降りしきる中、行われたピッツバーグ・スティーラーズとのレギュラーシーズン第8週は相手のミスを突いたラムズが33-21で今季初めてのロードでの勝利を記録した。
この日、試合の流れを作ったのは34キャリーで81yds、3TDを記録したRBアーレン・ハリスだった。確かに獲得距離の面では貢献度は低いかもしれないが、キャリア初の先発ながら34回ものキャリーを続けたのには頭が下がる。そしてTDの数が示すとおり大事な場面でのプレーが光っていた。
また同様にオフェンスをリードしたのはWRトリー・ホルトだ。ホルトはこの試合、7回のレシーブで174yds、今季8個目(キャリアハイ)となるTDを獲得している。
この試合最初に点を刻んだのはラムズだった。ピッツバーグ出身のQBマーク・ブルジャーからWRホルトへ今季ラムズ最長となる48ydsのロング・パスがヒットした2回目の攻撃シリーズで、最後にまたもQBブルジャーから WRホルトへの36ydsTDパスがヒット!(7-0) 第1QTR終了前にはPショーン・ランデータの敵陣深くに到達したパントをPRアントワーン・ランドール・エルが84ydsのリターンTDに繋げ7-7とするが、第2QTRに入りパスを中心に進めた89ydsのドライブでRBハリスがキャリア2度目となるTDランを記録!(14-7) しかしこの試合が記念すべき1000試合目となるスティーラーズはここで勢いを落とさず、その得点の3分後にはQBトミー・マドックスからWRハインス・ワードへ9ydsTDパスが成功(14-14)。この後、ラムズはKジェフ・ウィルキンスの20ydsFGで17-14とするが、結局試合は3点差のまま折り返すことに。。。
後半に入っての最初のピッツバーグのドライブではQBマドックスからWRワードへのパスをCBジェラメトリアス・バトラーがディフレクト!その浮き球をMLBジェイミー・ダンカンがINTし、そこから生まれた チャンスからKウィルキンスの22ydsFGが成功!(20-14) 続いてのドライブではQBマドックスからWRワードへのラインが通り22ydsTDを決められ、20-21とこの日最初のリードを許してしまうが、その後は守備陣の踏ん張りと共にRBハリスの2つのTDランが決まり33-21で試合を制している。


RBハリスが先発に(10/23)

ホフストラ大学時代の最終年で資格の問題からプレー出来なかった事から、今春のドラフトでも名前が挙がらなかったRBアーレン・ハリスが今、ラムズのNo.1RBになろうとしている。
HCマイク・マーツは言う「アーレンには期待している。素晴らしい仕事をしてくれるだろう。彼にとっても我々にとってもこれは大きな機会になるだろう。」
本来第3RBに位置するはずのハリスだが、今はマーシャル・フォーク(手、膝)、ラマー・ゴードン(足首)、2人のRBが相次いで戦列を離れたことからピッツバーグ戦での先発起用の可能性が非常に高い。ただフォークが水曜の練習には戻ってきており、ゴードンに関しても練習には参加出来ていないがまだ出場する可能性が無いわけではないから、試合直前に動く可能性もある。
ハリスは先週のパッカーズ戦の序盤で怪我をしたゴードンに代わり急遽出場を果たしており、18キャリーで85yds、キャリア初のTDを記録している。
またフォークが復帰した水曜の練習ではゴードンの他に何人かの主要選手の姿を見ることが出来なった。RTカイル・ターリー(脳震盪)、SSアダム・アーチュレタ(足首)、CBトラヴィス・フィッシャー(股関節)、WRマイク・フリー(盲腸)だ。現時点ではこの中ではターリー、アーチュレタのピッツバーグ戦への出場は濃厚と見られている。


J・ベティスがラムズ戦で先発に復帰(10/22)

1993年ドラフトで1巡(全体10位)指名を受け、1995年までラムズの柱としてプレーし、 現在ピッツバーグに在籍中のRBジェローム・ベティスが今季初めて先発として日曜の古巣との試合に出場することになりそうだ。
ベティスはこれまでのキャリアでNFL歴代10位となるラッシュを記録していながら、トレーニング・キャンプで先発としてのポジションをアモス・ゼロウェイに奪われ、今季はこれまでの6試合で僅か44回のキャリーで128ydsに留まっている(ゼロウェイは83キャリーで277yds)。現在のスティーラーズのラッシング成績はNFL28位(1試合平均83.8yds)。現在3連敗中で、2年前にリーグ・トップのランを築き、1970年以来チームのラッシング成績をリーグの18位以下に落としたことが無かったチームにとって、火曜日にHCビル・カウワーが明らかにしたベティス先発復帰という決断も仕方が無いか。しかしラムズにとってこの結果はどうしても油断出来ない。1996年11月3日に行われたこれまで唯一の両チームの対戦でその7ヶ月前にラムズから移籍したベティスがランで129yds、2TDと爆発し42-6でスティーラーズが圧勝しているのだ。
実はもう一人、ベティスと同時期にラムズでプレーしていた選手がいる。QBトミー・マドックスだ。1994年、まだラムズがロサンジェルスにフランチャイズを置いていた時にクリス・チャンドラー、クリス・ミラーに続く第3QBとして在籍。当時エースとして活躍していたベティスとは裏腹にプレーする機会もあまり無かったマドックスだが、今ではリーグでも有数の豪腕QBとして知られ、今回はベティス以上に厄介な存在になるだろう。


T・ポーリー、4週間アウト(10/20)

昨日のグリーンベイ戦はラムズ主要選手から4人もの怪我人が出るという文字通り死闘になった。まずOLBトミー・ポーリーが肘を脱臼し、次戦のピッツバーグ戦どころか最低でも4週間は戦列を離れる見込みだ。
他にCBトラヴィス・フィッシャーが股関節を負傷し現状のステイタスは“クエッショナブル”。Tカイル・ターリーは脳震盪を起こし大事をとって金曜まで練習を休ませる予定。またRBラマー・ゴードンが足首を捻挫。ピッツバーグ戦には2人のルーキーRB、アーレン・ハリスとジェフリー・レイノルズが出場予定であるが、これまで戦列を離れていたマーシャル・フォークが今週にも練習復帰予定で試合に出る可能性も僅かながらにあるのが見逃せない。


"D" A・グリーンを止める!(10/19)

NFCのライバル・チーム、グリーンベイ・パッカーズをホームに迎えての第7週。RBアーマン・グリーン対策を焦点に当てていたラムズ・ディフェンスの活躍もあり、連勝を3に伸ばす結果となった。
この日のオフェンスをリードしたのはWRアイザック・ブルース。得点を刻むシーンは見られなかったものの9回のキャッチで129ydsを獲得し、第4QTRにはNFL史上18人目となる10.000ydsレシーバーにもなっている。
この試合は序盤から慌ただしい動きを見せた。まずラムズ最初のドライブでQBマーク・ブルジャーが自陣内でINT。そこからチャンスを掴んだパッカーズが33ydsのFGを成功(0-3)。続いてのラムズのドライブの2プレー目にはこの試合先発したRBラマー・ゴードンが左足首を負傷(その後フィールドに戻らず)してしまうが、代わりに出てきたRBアーレン・ハリスの活躍もあり、そのオフェンスでQBブルジャーからWRトリー・ホルトへの39ydsTDパスが成功!(7-3) 続いてのドライブではディフェンスの頑張りで敵陣からのスタートとなり、最後はRBハリスがキャリア初となる3ydsTDラン!(14-3) 第2QTRに入ってのオフェンスではまたもQBブルジャーのパスがパッカーズの手に渡り、QBブレット・ファーブからRBグリーンへの21ydsTDパスに繋がっているが(14-10)、前半終了残り4分14秒の時点で、この試合最もディフェンスに求められていたプレーが飛び出した。RBグリーンを潰してのファンブル、ターンオーバーだ。この試合が始まる前までスクリメージからの獲得ydsでNFLトップだったRBグリーンのラッシュ(20回)を35ydsに押さえ込み、ここでターンオーバーを犯させたことはラムズにとってプラン通りであり試合を決定づけたと言ってもいい。そこから生まれたオフェンス・シリーズではQBブルジャーからWRホルトへの9ydsTDパスが決まり21-10で後半に・・・
後半に入ると直ぐにパッカーズが6プレーで71ydsのドライブを行進、QBファーブからFBウィリアム・ヘンダーソンへの1ydsTDパスに繋げ反撃を展開させたが、第3QTR残り4分23秒の時点でQBブルジャーがこの日3本目となる20ydsTDパスがWRディーン・ルッカーにヒット!(28-17) 第4QTRに入ってもその勢いは変わらずKジェフ・ウィルキンスが39yds、43yds、2本のFGを成功させ34-17に。試合残り2分を切った所でパッカーズRBダヴェンポートが、これまでランに対して 完璧な守備をほこっていたラムズ・ディフェンスの穴を突き76ydsTDランを決めるも、時間は止まらず。34-24でラムズは大きな勝ちをモノにした。


M・フォーク、復帰はもう少し(10/18)

約一月前のシアトル戦で左手を骨折、その数日後に右膝の手術をしてから現在軽いジョギングをするまでに回復したRBマーシャル・フォーク。彼の復帰時期について10月26日のピッツバーグ戦を目安に挙げていたHCマイク・マーツが新たにコメントした。
マーツは言う「まだ数週間かかるだろう。彼はまだ完全に準備は出来ていない。我々は彼の復帰をそう急がせていない。勿論、彼を必要としていないわけではない。ただ完全な状態で戻ってきて欲しいからね。」(彼が言うと説得力無しです)
フォークは当初、膝の回復には3週間、手の回復には4〜6週間要するとされていたが、現在膝の方の強度の問題が出てきている。手の方は回復具合も良く、来週にはX線検査を再び受ける予定だと言う。
また先週のアトランタ戦で足首を捻挫し、当初日曜のグリーンベイ戦には間に合わないと思われていたSSアダム・アーチュレタだが、金曜日のマーツのコメントは出場を少なからず匂わせるものだった。
マーツは言う「ここ2日で彼はとんでもない回復を見せている。トレッドミルでのジョギングもこなしているんだ。今日も彼と話をしたが、彼もその順調な回復を実感している。さて、試合に出るかわ分からないけどね。」


対A・グリーン想定(10/18)

中盤戦の山場とも言えるグリーンベイ戦の要注意人物は?QBブレット・ファーブ? ラムズは木曜の練習でスカウト・チームのRBジェフリー・レイノルズに赤いジャージ(30番)を着けRBアーマン・グリーンを想定しての行っていた。
HCマイク・マーツは言う「彼はこのリーグでもトップ2に入るバックだろう。(じゃあ、もう一人は?プリースト・ホルムズ?勿論マーシャル・フォークですよね?)誰も怒らせたくないから言わない。」
DTトヨカ・ジャクソンは言う「皆、ファーブのことを口にするけど、多くの面においてキーになるのはグリーンだと思う。彼らの全てのプレーは彼がどれだけボールを運べるかに基づいている。
確かに今やグリーンは2000年にシアトルから移籍して以来パッカーズでシーズン平均1,267ラッシュyds獲得。今季も現時点でスクリメージからの獲得yds(866)、TD(9)ではNFLトップでラッシュyds(699)は2位につけている。
守備コーディネーターのラヴィー・スミスは言う「我々は毎週良いバックを相手にする機会が多いが、彼はこれまでで一番やっかいな相手だろう。現在リーグで2位のラッシュを記録しているという意味でもね。ただ唯一の欠点としてターン・オーバーを生み出すことがある。」
グリーンはパッカーズに来てからこれまでの3+シーズンで19回のファンブルを記録。フォークがラムズ移籍後の4+シーズンで僅か9回のファンブルに留まっていることを考えると十分に弱点と成り得る。今季もグリーンは既に4回のファンブル(3回ロスト)を記録しており、KC戦で記録した3回目のファンブルは直接勝負を決めるものとなっている。それだけに今回ラムズ守備陣に課せられたものは大きいが明確と言える。
LBロバート・トーマスは言う「僕らはフィールドで彼にヒットをしなくちゃいけない、強くね。」


R・トーマス先発復帰(10/16)

股間部の怪我から先日のアトランタ戦でフィールドに立つ機会がなかったMLBロバート・トーマスが日曜のグリーンベイで復帰することが明らかになった。
トーマスは言う「興奮している。先週の試合を欠場したことはきつかったよ。ディフェンスは勿論全ての面で良いプレーが出ていたね。試合が待ち遠しいよ。」
それもそのはず先週の試合でラムズは2年ぶりのシャットアウト勝ちを記し、トーマスの代役で出場していたMLBジェイミー・ダンカンも3サック、キャリア初のサックを決めるなど大きくディフェンスに貢献していた。しかし現在絶好調のRBアーマン・グリーンを擁する今週のパッカーズ戦では彼の復帰は絶対と言える。
また木曜に4月に足を骨折して以来初めてDBジェイムス・ホイットリーが練習に戻ってきた。HCマイク・マーツによると日曜の試合には早速出場出来そうだ。アトランタ戦で負傷したSアダム・アーチュレタの足の状態が微妙なだけにCB、S、ニッケル・バックをこなせるホイットリーの復帰はチームにとって大きなものになるだろう。
また開幕前に脚を負傷し戦列を離れているルーキーWRケヴィン・カーティスも木曜の練習で復調をアピールしており、日曜の試合でNFLデビューを飾れそうだ。


2人の選手がお父さんに(10/16)

今週ラムズから新しいお父さんが2人誕生した。CBトラヴィス・フィッシャーとS ジェイソン・シーホーンだ。 まず日曜日、フィッシャー家に女の子(タリヤ)が誕生。早速フィッシャーはマンデー・ナイトで自身が決めた リターンTDのボールを桃色と白にペイントし、それをタリヤにプレゼントしたという。 そして火曜日の朝にはシーホーンとドラマのロウ&ローで知られる女優のアンジー・ハーモンさんとの間に女の子(フィンリー)が誕生している。 どちらも選手としての活躍同様良いお父さんになってください。おめでとう御座います。

2年ぶりのシャットアウト勝ち!(10/13)

2つのターンオーバーを生み出したベテランSアーニアス・ウィリアムスを中心としたバック陣がこの日、今季最高の働きを見せアトランタ・オフェンスの総獲得距離を209ydsに押さえ、2年ぶりとなるシャットアウト勝ちをもたらした。ラムズのホームでのシャットアウト勝ちは1993年以来となる。
この日、11キャッチで161yds、2TD獲得とオフェンスで特に目立った活躍を見せたWRトリー・ホルトもこう言っている「ディフェンスのおかげだよ。何て言ったって0点に抑えたんだからね。」
現在ファルコンズの攻撃の軸となっているRB T.J.ダケット(16キャリー、50yds)とWRピァーレス・プライス(1キャッチ、8yds)をほぼ完璧に抑えたことが直接的にラムズ・ディフェンスに有利に働く結果となった。
HCマイク・マーツは言う「このNFLではシャットアウトをすることはとても困難だ。今のディフェンス進歩には本当に驚かされるよ。若いコーナー陣も良いプレーを続けているし、フロントでは良いプレッシャーが掛けることが出来、LBも素晴らしい働きだ。 本当に我々のディフェンスを誇りに思う。」
この試合、ラムズ最初の得点は早速ディフェンス、Sウィリアムスのエンドゾーン内でのキャリア52度目のINTが切っ掛けとなった。結果的にそこから生まれたドライブは自陣1ydsからのスタートとなってしまったがWRアイザック・ブルースの1996年以来となるパス(25yds)などで敵陣まで進み、最後はこれまでマンデーナイトでミス・キックが無いKジェフ・ウィルキンスの28ydsFGが成功!(3-0)。前半終了間際にはファルコンズの3-4というディフェンス隊形を逆手にとりQBマーク・ブルジャーが今季3度目となる3ydsラッシングTD!(10-0)。
後半に入っても攻守ともにラムズの流れは変わらず、最初のドライブでQBブルジャーからWRホルトへの21ydsTDパスがヒット!(17-0)。ディフェンスも負けじと敵陣1yds地点からのプレーでDEグラント・ウィストロムがRBダケットをエンドゾーン内でタックル=ラムズにとって1999年以来のセーフティー!(19-0)。 この後、再びWRホルトの14ydsTD、Kウィルキンスの38ydsFGが成功して29-0とすると。 最後もやはりディフェンスから。CBトラヴィス・フィッシャーが74ydsのリターンTD!36-0とし、アトランタのHCダン・リーブスの記念すべき200勝目を阻止する結果になった。


ホーム・フィールド・アドヴァンテージ(10/12)

現在NFLで最高のホーム・フィールド・アドヴァンテージを持つチームは?多くの人がこの問いにランボー・フィールドを本拠地にするGBの名を挙げるだろう。しかし1999年以来の勝率では現在ホームに一番強いチームは31勝7敗を記録しているラムズなのだ。
では何故ラムズはこの高いホーム・フィールド・アドヴァンテージを維持しているのだろうか。一つに2人のMVP選手(QBカート・ワーナー、RBマーシャル・フォーク)、10人のプロ・ボウラー等、リーグを代表する選手を抱えていたことが理由に挙げられるが、大きな理由の一つにファンの力がある。ラムズが1995年にセントルイスにフランチャイズを移してからこれまでポストシーズンを含めて全ての試合のチケットがソールド・アウト。エドワード・ジョーンズ・ドームに駆けつけるファンの力は10年間アリゾナのサン・デヴィル・スタジアムでプレーしセントルイスにやって来たアーニアス・ウィリアムスにとってはとても大きいもののようだ。
ウィリアムスは言う「アナウンサーのエコーが聞こえないのは良いね。ファンの皆はこのスタジアムに来て、ただ座っているだけじゃないんだ。多くの人が歩き回っているのを見ると、そうニューオリンズのダウンタウンのパレードのようだよ。本当に面白い。その全てが本当のホーム・フィールド・アドヴァンテージにしているんだ。」
確かにエドワード・ジョーンズ・ドームではGBのような極寒の気候がもたらすアドヴァンテージを掴むことは出来ないが、屋内には屋内なりの強みがある。ファンが作り出すクラウド・ノイズだ。
セントルイスの聴覚学者ビル・クラークは言う「音が抑えられる分、ドームでは大きな騒音になる。殆どのドーム・スタジアムはコーンクリートで出来ているから、音は逃げられず、能率的に吸収されることもない。」
因みに2001年シーズンのプレイオフ、GB戦で記録したと言われる125.8デシベルというノイズ・レベルはジェット・エンジン並の音だというから相手チームにもたらす多大な影響は容易に想像できる。
またスピードのチームと言われるラムズにとって多くの牽引力を作り出す人工芝の存在は大きな意味をなす。
ワーナーは言う「確かにあの芝はこのフットボール・チームに良い結果をもたらしている。僕らの強みとなる部分にフィットして、クイックネスとスピードを生み出すんだ。」
31箇所あるNFLのフィールドで人工芝が使われているフィールドは12箇所。その内8箇所の芝は比較的柔らかいものだが、エドワード・ジョーンズ・ドームのアストロターフのようなものも少なからずある。
Sリッチ・コーディーは言う「本当にここの地面は堅いよ。こういう古い型の芝を使っているのはだいたいNFLでも4チーム位(ラムズの他にIND、MIN、NO)じゃないかな。でもそれが逆に僕らにとってアドヴァンテージになっているんだ。」
過去10年間のリーグ全体のホーム・チームの勝率が.586ということを考えると.816というラムズの勝率は正に脅威と言える。そして現在記録している8連勝というホームでの勝利はNFL記録タイ。そう次のアトランタとのマンデーナイトはその記録更新が掛かっているのだ。
因みに下記が1999年シーズン以来のホームの高勝率トップ5
1.STL:31-7(.816)、2.GB:29-8(.784)、3.TEN:28-9(.757)、4.OAK:29-10(.744)、5.MIN:26-10(.722)、TB:26-10(.722)
以下は逆にワースト5
1.CLE:9-25(.265)、2.CIN:10-24(.294)、3.ARI:14-20(.412)、SD:14-20(.412)、5.ATL:14-20(.429)、 NO:15-20(.429)


J・ウィルキンス、9月のNFC最優秀選手に(10/2)

木曜日、Kジェフ・ウィルキンスがNFCの9月の月間最優秀スペシャルチーム選手に選ばれたことが明らかになった。
ウィルキンスは開幕から現在までKとしてNFCのスコアリーダーとなる40ポイント、NFLでも2位タイの成績を記録(10回のパット、11回中10回成功のFG)。また4回のタッチバックはNFCでトップ、NFLでも4位につけている。
HCマイク・マーツは言う「彼は現在リーグでもトップの選手だ。」
10ヶ月前にはウィルキンスに対して“信頼を失った”とまで言い放った男も、今季の活躍には満足の様子。
ラムズから月間最優秀選手が出たのは2001年の12月のRBマーシャル・フォーク以来で、スペシャルチームに限定すると1994年のPショーン・ランデータ以来という快挙だ。
ウィルキンスは現在までにチーム記録となる207回連続でパットを成功させており、先日のアリゾナ戦ではチーム記録で3番目に遠距離となる53ydsのFGも成功。その時決めた9回目の50yds以上のFG成功もチーム記録となっている。




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