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NEWS-12月



ワイルドQB、フィールドに立つか!?(12/29)

シーズン最後となるマンデーナイト、サンフランシスコ・49ers戦はいったい誰が先発QBを務めるのか!?一度その名が浮上したが、ジェイミー・マーティンの 怪我の回復から出番が消えたかに思えたスコット・カヴィントン。最後の最後で先発の座を掴みそうだ。
土曜日、HCマーツがコメントした「スコットの今週の練習は凄いものがあった。それは先発するに値するものだ。彼には期待している。」
最近まで先発する予定のあったマーティンは決してプレー出来ない状態ではないが、いまだ傷めた膝には腫れが残り、今回はヘルシーなカヴィントンに先発を任されることになった。
カヴィントンがこれまでレギュラーシーズンに記録したパスは僅か5回。それは全て1999年、シンシナティ・ベンガルズでのルーキー年に記録したもの。果たしてそんな選手がマンデーナイトでチームを勝利に導くことは出来るのだろうか。
マーツは言う「彼は何度かミスをするかもしれない。私は彼をターザンやスーパーマンのように 見るつもりはないが、何度かビッグプレーをするだろう。彼はそういうプレーが出来る奴なんだ。」
カヴィントンの持ち味は強い肩と恵まれた体格、そして他のラムズQBには無い偉ぶる態度があるという。この態度は一見QBとして不向きかもしれないが、周りの選手達はそうは思っていなかった。
WRトリー・ホルトは言う「彼はクールな奴だ。ジョー・ネイマスみたいな選手の振る舞いを出来るんだ。俺達には良い存在だ。」
カヴィントンは言う「一時的なプレーをするつもりはない。抑えていくつもりはない。俺はこれまで学んだことと伴に全力で突っ走る!」


M・ブルジャー、チームのMVPに(12/28)

開幕時、ラムズの第3QBとしてシーズンをスタートさせたマーク・ブルジャーがチームの90%以上の票を集め今季ラムズのMVPに選ばれた。
受賞後ブルジャーがコメントした「この賞が今日発表されることさえ知らなかったよ。自分にチャンスがあるなんて思っていなかった。本当にビックリしたよ。チームメイトからの敬意を持つことは最も重要なことだよね。」
ブルジャーは今季6試合に先発し1,826yds、14TD、6INTを記録。チームの連勝に大きく貢献した。QBとしてのMVPはブルジャーが5人目。1989年のジム・エヴァレット以来の快挙となった。 最近3シーズンはRBマーシャル・フォークが連続して受賞。それ以前ではケビン・カーター、アムプ・リー、アイザック・ブルース などが選ばれている。
またこの日、CBトラヴィス・フィッシャーがルーキーのMVPとも言えるキャロル・ローゼンブルーム・メモリアル賞を、TEアーニー・コンウェルが最高のスポーツマンシップを見せた選手に贈られるカール・イカーン・スピリット・オブ・ザ・ゲーム賞をそれぞれ受賞した。
CBとしてこの賞の受賞はフィッシャーが4人目。1991年のトッド・ライト以来となった。フィッシャーは今春ラムズの2順指名を受けセントラル・フロリダからNFL入りを果たし、シーズン序盤は4‐1‐6隊形時によく起用され、アーニアス・ウィリアムスの負傷後は後を任せられ10試合に先発、62タックル、2INTを記録するなど期待に答えた。 昨年はLBトミー・ポーリーが選ばれている。
コンウェルは今季16試合全てに出場。チーム5位の31レセプション、1TDを記録。昨年はウィリアムスが受賞し、2000年にはレイ・アグニュー、マイク・ジョーンズがこの賞に選ばれている。


NCAA:ファースト・レディー(12/27)

25日に行われた米大学体協(NCAA)のラスベガスボウル、UCLA対ニューメキシコ大。 試合はUCLAが27‐13で勝っているが、この試合、ニューメキシコ大の女子選手ケーティー・ハネイダがキッカーとして登場。1部Aの試合に出場した初の女子選手となった。
ハネイダが登場したのはTD後のトライ・フォー・ポイントのシーン。ブロンドのポニーテール姿は弥が上にも観客、選手達の注目を集めた。キックは相手にブロックされてしまったが、アメリカンフットボールという競技を考えると、これは歴史的大きな出来事。NFLの世界もいつかこの時を迎えるだろう。
ハネイダは言う「ここに来るまでは、とても長い道のりだった。。。」


最終戦QBはJ・マーティンか!?(12/27)

月曜の最終週、ラムズの先発QBはまたもジェイミー・マーティンになるかもしれない。マーティンはこれまで3試合に先発出場で合計得点は33点のみ。8INTに対しTDは僅か4つで先週のシアトル戦では3INTを記し、膝を負傷していた。
マーティンは言う「何回か良いプレーは出来たと思う。でもターンオーバーが我々を潰した。 確かに自分はいい加減なプレーをしてしまったがね。」
ラムズ2日間の休暇後の木曜の練習には参加しなかったマーティン。現在プロバブルの状態で記載され、今回の練習のスナップはスコット・カヴィントンが担当していたが金曜の練習には戻ってこれるようだ。
マーティン先発の話しが急浮上し、最終戦で先発すると思われていたカヴィントンはこうコメントしている。
「このオフェンスは複雑だよ。でも準備は出来た。それが先発を意味するのなら素晴らしいことだ。それが控えでも・・・まぁ良いよ。」
またラムズは木曜日、トレーニングキャンプに参加していたQBライアン・ヘルミングと契約を交している。


ブルジャー、ウィストロム、ポーリー、シーズンエンド(12/24)

HCマイク・マーツは言う「マーク(ブルジャー)も終わり、 グラント(ウィストロム)も終わり、(トミー)ポーリーも終わった・・・」
先日のシアトル戦で怪我をしたこの3選手は最終戦を前にシーズンエンドを迎えることになった。QBブルジャーはラムズ最初のシリーズでサックを受けた際に上背部を圧迫骨折しフィールドを去り、DEウィストロムは第1QTRに膝の頚骨と前十字靭帯の接する部分に僅かなひびが入る 怪我をし、LBポーリーは前半の間に以前のから持つ足首の怪我を悪化させている。
ここで問題になるのがQB。実は先日の試合、ブルジャーの後を継いで出場したジェイミー・マーティンも最後のオフェンスプレーの際にサックを受けて膝を打撲しているのだ。本来先発であるカート・ワーナーはすでに故障者リストに登録されているため、残るQBはただ1人。スコット・カヴィントンだ。
今回キャリア初の先発となるカヴィントンはマイアミ大学出身で1999年のドラフトで7位指名を受けてシンシナティに入団。昨年までバックアップとしてチームに尽くしていたが、今年10月1日にワーナーの怪我に伴ないラムズと契約している。
カヴィントンは言う「自分は親しい人が怪我をするのを見たくない。 しかし今、自分はこの世界にいる。ただブラブラする為にここにいるわけじゃないんだ。」
今季最後の先発がシーズン当初ロースターに名前の無かったカヴィントンになると誰が予想しただろうか!?両チームともに目的が持ちにくい試合になるだろう、このマンデーナイトは以外に最も大事な試合になるかもしれない。


キャニデイトの短期決戦(12/23)

今季初の先発出場と言うことで期待の中、フィールドに立ったRBトラング・キャニデイト。しかし結局は3キャリーで2yds獲得。1ファンブル・ロストという結果を残し僅か4分半で役目を終えた。
HCマイク・マーツは言う「ハッキリ言ってトラングのファンブルにはとても失望した。私はこの試合、彼自身が出来ることを示してくれると思っていた。しかし彼は2つのファンブルを犯し良いスタートを切れなかったんだ。」
スタッツの上では今日のキャニデイトのファンブルは1になっているが、ターンオーバーを導いたプレー以外に実は最初のキャリーでボールを落としてしまっている。ルール上、ダウン・バイ・コンタクト扱いとなりラムズのドライブは続いたが、1歩間違えれば危険なプレーであった。次のプレーでは1ydsのゲインに終わり、その2プレー後でシアトルLBアンソニー・シモンズによってタックルされファンブル!Sマーカス・ロバートソンによってボールはリカバーされ、これが記録上に残った1ファンブル・ロストということになり、ベンチ送り。この後フィールドに立つことは無かった。
キャニデイトは言う「波に乗れなかった。やったこと全てが期待ハズレだ。今季初出場という機会を実際に得て自分は興奮していた。それなのに自分がしたかったことが見せられなかった。」
しかし昨シーズンの10月28日以来、この試合まで先発の機会が無かったキャニデイトをそう批難することは出来ない。今季はルーキーRBラマー・ゴードンの 登場で出番も少なく、それだけにこの試合に対する思いは他のどの選手よりも高かったのは事実だ。
マーツは言う「良い気分ではない。しかし話しをするため彼のもとに行き彼の顔を見たらとても怒る気になれなかった。彼は取り乱していたんだ。(この機会に)とても緊張していたんだろう。」


シアトル、ラムズに圧勝(12/23)

現在リーグでも一番勢いのあるチーム、シアトル・シーホークスを相手にしたアウェイでの第16週。ラムズは先発QBマーク・ブルジャーを試合開始早々に欠くなどして流れを掴めないまま10‐30という大敗を記してしまった。
QBブルジャーはドライブ開始4回目のプレーでシアトルDEアントニオ・コクランからサックを受けノックアウト。背中を強打しフィールドから去った。スタジアム内でX線検査を受けた後、シアトル病院に運ばれCATスキャンを受けたが検査の結果は陰性だった。ブルジャーの代役としてフィールドに立ったのはQBジェイミー・マーティン 。48回中31回のパスを通し259yds、1TD、3INTを獲得。序盤こそコツコツとパスを遠し安定したパッシングを見せていたが、点差が離れるに従ってパスの頻度も増え、次第に相手ディフェンスにアジャストされていった。
この試合ラムズは波瀾の幕開けを飾ることになった。ブルジャーがフィ−ルドを離れて、次のプレーで今季初先発出場を果たしたRBトラング・キャニデイト がファンブル(この後キャニデイトはボールに触れていない。。。)!自陣43yds地点でシーホークスのSマーカス・ロバートソンによってリカバーされたそのボールは結局次のシーホークスの攻撃に結びつき、最後はKライアン・リンデルにFGを決められ先制点を許してしまう。この後もう一本FGを成功したシーホークスに対しラムズはKジェフ・ウィルキンスの45ydsFGで差を縮めるが、現在急成長中のQBマット・ハッセルベック率いるシーホークスの勢いは止められない。前半終了前に4回のプレーで75ydsをドライブし最後にはこの日79ydsのランを獲得したRBショーン・アレクサンダーが1ydsTDラン!3‐13とする。
今のシーホークスの好調さを考えるとこれ以上点差を広げられないラムズだったが、後半に入りQBマーティンがいきなり2つのINTを犯すなどして、シーホークスの攻撃に繋がり追加点を許してしまう。こうなるとラムズが苦しむパターン。この後WRトリー・ホルトのTDレシーブで10‐20とするが、追い上げはここまで。最後まで点数を加算させたシーホークスが逃げ切り、今季ラムズはアウェイでの試合結果が1勝7敗となった。

NOTES:
WRアイザック・ブルースが4季連続の1,000ydsレシーブに到達。 チーム記録保持者であったWRコーチ、ヘンリー・エラードと並んだ。
RBマーシャル・フォークがスクリメージからの獲得ydsで 殿堂入り選手トニー・ドーセットを抜きNFL歴代7位に上がった。


シーホークスはタフな相手かもしれない(12/21)

日曜日に控えたシアトル戦は意外にもラムズにとって難しいマッチアップになるかもしれない。 そう予言したのはHCマイク・マーツ。先週アトランタ相手に接戦をモノにした今のシアトルは 以前戦ったチームとは別格のようだ。
HCマイク・マーツは言う「彼らのようなオフェンスプレーをしてくるチームは現在このリーグでも少ないだろう。マット(ハッセルベック)は素晴らしい仕事をしチームを引っ張っている。ビデオで彼を見ても解るが、シーズンの序盤に比べかなり落ち着いているようだ。また彼らは武器を揃えている。私は個々のルート、スピードを兼ね備えたあのレシーバー陣が好きなんだ。そこにあのランニングゲームを加え更に優れた状態になっている。今の彼らは本当に良い状態だ。 守備の面でも彼らは序盤より格段に良くなっている。このチームはこれまで我々がプレーしてきたチームよりかなり良い組織だ。」
現在シアトルのオフェンス獲得ydsはNFLで第13位、ディフェンスは下から3番目だがやはり来季のことも考え勝っておきたい相手ではある。


M・フォーク、O・ペイス、オールプロに(12/20)

今季のプロボウル出場選手が決定した。
ラムズから選出された選手はRBマーシャル・フォーク、 OTオーランド・ペイス、2人だけだった。
フォークはこれで5年連続のプロボウル選出で、ラムズに移籍後4回目、キャリアでは7回選ばれている。ペイスはこれで4年連続の選出。ペイスは現在ハムストリングの怪我のため5試合欠場中である。
補欠の選手としてはOGアダム・ティマーマン、WRアイザック・ブルース、WRトリー・ホルトが選ばれているが前年度までの選出選手に比べ大幅減となった。(昨季はラムズから選出された選手は8人、2000年は5人、1999年は7人であった。)


J・ウィルキンス週間最優秀選手(12/19)

先日のアリゾナ戦、ラムズの勝利に大きく貢献したキッカーのジェフ・ウィルキンスが自身3度目のNFC週間最優秀選手に選ばれた。
ウィルキンスは先日のアリゾナ戦で3本のフィールド・ゴールを成功、内試合残り20秒の時点で 放った26ydsFGはウィニングFGとなっている。
ウィルキンスは言う「確かに私がしたかったことだよ。ウィニングキックが出来て本当に良かった。」 試合前ウィルキンスに対し批判めいた発言をしていたHCマイク・マーツは今回の彼の活躍について遠まわしながら評価し”彼を誇りに思う”とまで言っているから調子がいい。とにかくこの受賞によりウィルキンス放出の話しが消えることを望みたい。


M・フォーク、6試合連続控え出場(12/19)

ここの所、先発での出場機会が無いRBマーシャル・フォーク。今季897ydsのランを記録し、6シーズン連続1,000ydsラッシュにはあと僅か103ydsと迫っているが 日曜のシアトル戦でも6試合連続となる控えでの出場になりそうだ。右足首の捻挫に苦しむフォークだが実際の所どれほど回復しているのだろうか?
HCマイク・マーツが水曜日にコメントした「悪化することを恐れ皆彼の足首を休ませることを薦めている。日曜日にはかなり良い状態になり、残り2試合もプレー出来るだろう。」
フォークは先週のアリゾナ戦では11キャリーで39yds獲得。怪我から復帰したここ3試合では28キャリーで81yds獲得に終わっている。その事を考えると残り2試合で103ydsを獲得することはかなり難しい状況だ。
シアトル戦での先発RBは肩と首の怪我に苦しむラマー・ゴードン に代わりトラング・キャニデイトになる予定。キャニデイトは2000年のドラフト1順でラムズに入団。これまでコンスタントに活躍を見せていたが今季はルーキーのゴードンにチャンスを奪われ、この試合が今季初先発ということになる。
個人的にゴードンよりもキャニデイトの方が上という見方があるだけに、彼の活躍には注目したい。


J・ウィルキンスが試合を決めた!(12/16)

ディヴィジョンライバル、アリゾナ・カーディナルスとの今季最後の戦い、最後に試合を決めたのはHCマイク・マーツの発言から来季存続が危ぶまれているKジェフ・ウィルキンスだった。
この試合の先発QBは怪我から復帰したマーク・ブルジャー。ブルジャーはこの日、今季3回目の300ydsパッシングを記録。40回の投球で24回成功で319yds、 2TD、2INTを獲得した。結果的にまたもチームの連敗をストップしたことになった。このブルジャーの活躍に大きく貢献したのはWRトリー・ホルト。7回のレセプションでチームトップの141yds、1TDを獲得。彼自身17度目の100ydsレシーヴィング ゲームはまさにチームの為にあった。
この日最初にスコアに点を刻んだのはラムズ。今日のキープレーヤーだったウィルキンスが第1QTR残り11分57秒の所で26ydsのフィールドゴールを成功。3‐0と幸先良いスタートを切る。この流れが続き第2QTRにはCBドレィ・ブライがキャリア初のパントリターンTD!78ydsにおよぶそのリターンは今季ラムズにとって珍しい光景だった。そうラムズにとって守備またはスペシャルチームから生まれたリターンTDは今季初めてのことだったのだ。最近のパントリターンTDを振りかえっても2000年の開幕、デンバー戦でWRアズ‐ザヒア・ハキームが生み出した86ydsリターンにまでさかのぼる。
このプレーの後、アリゾナはRBマーセル・シップのランニングで10‐7とするがラムズの流れはまだ止まっていなかった。前半終了を前に、この日9回のラッシュで39ydsを獲得したRBマーシャル・フォークの働きなどでドライブを行進させ、最後にはQBブルジャーからWRトロイ・エドワーズへのTDパスがヒット!17‐7としハーフタイムを迎えるかに思えたが、まだまだラムズの流れは続く。。。前半残り1分を切ってのスタートとなったアリゾナのドライブでラムズDEレナード・リトルがQBジェイク・プラマーをサック!ファンブルしたそのボールを敵陣32yds地点でリカバーしたラムズは残り39秒の所でドライブをスタート。最後にはQBブルジャーからWRホルトにTDパスが通り24‐7と点差を広げる。後半を前に大量リードを記録し早くも勝利を手中に収めたはずのラムズだったが相手はあのQBプラマー率いるアリゾナ。後半の追い上げは凄かった。
後半最初のドライブでいきなりQBプラマーからRBシップへ80ydsTDパスがヒット!その後もシップがこの日3本目のTDをランで記録するなどして24‐21とあっという間に点差が縮まる。後半に入り攻撃を封じこまれ、完全に流れを失っていたラムズだったが、第4QTRに入りKウィルキンスが37ydsFGを成功!27‐21。。しかしこの追加点ではアリゾナにトドメを刺すことは出来なかった。続いての64ydsのドライブを4分46秒かけて行進させ最後にはQBプラマーからTEスティーブ・ブッシュへパスが通りTD!27‐28とこの試合初めてリードを許してしまう。その後両チーム点を刻めないまま試合は残り1分51秒。ラムズ意地のドライブはQBブルジャーからWRホルトへの58ydsパスを生み出した。そして残り23秒、この日既に2本のFGを決めているKウィルキンス登場。26ydsのFGは完璧に決まりラムズは勝利。 ウィルキンスにとってこの試合での活躍はチームの勝ち以上の大きいものとなっただろう。


D・ルッカー念願のアクティブ入り(12/14)

カート・ワーナーの故障者リスト入りに伴ないアクティブロースターに入ったWRディーン・ルッカー。彼にとって念願であった試合出場までもう少しだ!
ルッカーは言う「ただ興奮しているよ。この困難な道のりを3年間歩んできたんだ。でもこの為にして来たこと。本当に嬉しいよ。」
ルッカーは元々ラムズのドラフト外選手として2000年春、ワシントン大学からNFL入りを果たす。しかし活躍の場はあまり無く、その年のトレーニングキャンプ中にはニューイングランドにトレード、その後ハムストリングを傷め負傷者リストに登録されてしまう。新天地ニューイングランドでもチャンスに恵まれなかったルッカーは2001年には放出され、再びラムズに戻ってきた。練習生として評価を着実に上げていたルッカーは練習でスタメンCBドレィ・ブライを相手取るなどチャンスを与えられた。
「あれは練習生時代、最も良い経験だった。普通あれ以上良い練習はできないよ。僕はドレィ・ブライと毎週相対したんだ。つまりリーグでも最も素晴らしいコーナーカバーをする選手と向かい合っていたということだ。彼との練習は自分の技能向上に繋がったよ。」
またルッカーはNFLヨーロッパにも参戦。ベルリン・サンダースのエースWRとして大活躍を見せチームをワールドボウル制覇に導いた。その試合は自身も11レシーブで111yds、2TDを獲得するなどしてMVPにも選ばれ、名実ともに今季NFLEのNo.1レシーバーになった。
しかしNFLEでの成功に反しNFLに戻ってきたルッカーには元気がなかった。NFLEでの11試合、しかもチームをリードするハードワークを強いられたルッカーには十分な休暇が無かったのだ。一番重要とされるコーチ陣の前でのプレーには疲れが見られた。
「僕の体は完全な状態じゃなかったんだ。それが自分の精神状態とトレーニングキャンプへのアプローチに影響した。本当にタフな時だった。」
ルッカーのプレーは早速、日曜のアリゾナ戦でも見られそうだ。WRとしての起用かどうかは 状況によりけりだが、彼のプレーには注目していただきたい。
「4つのレシーバースポットいずれでもプレー出来ると思っている。まだスペシャルチームでの プレーはそう多くない。でも(スペシャルチームの)コーチ、(ボビー)エープリルには どこで僕を必要としても一生懸命プレーするって伝えてあるよ。」


K・ワーナー故障者リスト入り(12/13)

木曜日、ラムズはカート・ワーナーを公式に故障者リストに登録した。これでワーナーの至難に満ちたシーズンが終わったことになる。
今季、ワーナーは9月のカウボーイズ戦で利き手となる右手を骨折。その後シーズン中盤を棒に振ってしまい、復帰後のフィラデルフィア戦でまたも右手を骨折。結局この怪我が今回のシーズンエンドを意味する故障者リスト登録に繋がった。
ワーナーはここ3年の内に2度のMVPを受賞。ラムズを初のスーパー制覇に導くなどし、史上最強のQBという呼び声もあった。しかし今季の成績は11回のINTに対し僅か2TDの獲得に終わっていた(昨年は36TD、リーグ史上2番目の獲得距離となる4,830yds獲得)。
ワーナーは言う「プレーしたい。でも今の状況を見るとこれが1番良い事なのかもしれない。回復することがね。普通は残りの試合をプレーすることが出来ないと知っていて、シーズンが終わるのをじっと待つなんていうのは嫌なシチュエーションだ。でも私は回復したい。そして自分自身にとって可能なことが出来るようになりたい。」
ワーナーが抜けたことで生まれたロースターの空きには練習生であったWRデーン・ルッカーが登録された。


来季のQBは・・・・(12/12)

今後の先発QBは誰になるのか?カート・ワーナーは先発に戻って来れないのか!?多くの人が注目するこの話題について水曜日、HCマイク・マーツが重要なことをほのめかした。
マーツは言う「もしマーク(ブルジャー)がこれまでのように成功を伴なう成長を続けるようならば、周りの人だけじゃなく我々もその成功を見過ごせないだろう。」
このコメントは来期の先発QBが必ずしもワーナーでは無いということを意味する。そう来季のトレーニングキャンプでは少なくともこのスターターQBの座を争う舞台があるということだ。
そもそもこの話しはワーナーの怪我、不調だけで生まれたわけでは無い。やはりブルジャーという新星が誕生したことに始まる。ブルジャーはこれまでチームの5勝全てに関わるなどして、自分自身も素晴らしいパフォーマンスをしていた。だからこそマーツの迷いがある。
という事で注目が集まるのが11月18日に指を負傷して以来の出場となるアリゾナ戦のブルジャーのプレー。彼の成功はあくまでも怪我をする以前の話し、復帰後果たして以前のようなプレーが出きるのか?水曜日、ブルジャーは負傷して以来始めてチーム練習に参加した。怪我をした人差し指と中指にはテープが巻かれ、その状態での投球が見られた。
練習前ブルジャーが言った「テープを付けている事で影響が感じられたら日曜までには取り外すつもりだ。今はただ保護するために付けているからね。」
マーツは言う「彼はプレーする準備が出来ている。元のリズムに戻ることを切望しているだろう。そして勿論、試合が始まればアドレナリンが出て指のことを気にすることは無いだろう。」
今季残り試合は全てブルジャーが先発する予定がある中。ワーナーの気持ちはまだこの年にあった。
ワーナーは言う「今年中にもう一度プレーしたい。リスクを犯すことは自分にとっては重要なこ とじゃないんだ。」
マーツの発言を鵜呑みにするとワーナーの放出話しは多少薄れたと思われるが、、現状況では 何とも言えない。ただマーツ自身はワーナー、ブルジャー、2人のQBを手中に収めることを望んでいてこんなコメントも残している「我々はカートの手を見守らなければならない。そして彼を全てが起る前の状態に戻す必要がある。」


J・マーティン復帰(12/11)

11月18日に人差し指と薬指の靭帯を負傷して以来これまでサイドラインに下がっていたQBマーク・ブルジャーが医者から復帰の許可を得た。
ブルジャーは今季ラムズ5勝の全てに先発として出場。シーズン当初は第3QBとしての扱いを受けていたが、カート・ワーナージェイミー・マーティンの相次ぐ怪我から出場の機会を受けると大活躍。これまで173回の投球で113回成功、1496yds獲得で12TD、4INTを記録。QBレイティングは106となっている。
HCマイク・マーツはブルジャーについてマーティンよりもポケット内での判断が優れていると評価する。
「マークはサックを受けずに走り回りながらもボールを向こうに投げることが出来る。そして彼はボールを抱え続けることはない。これはカートが最初の頃にやっていた事と同じなんだ。」
ブルジャーは再びラムズの連敗を止めることが出来るのか?プレーオフの夢が経たれた今、彼の本当の技量が試される。


マーツ、Kウィルキンスを批判(12/10)

月曜日の記者会見でHCマイク・マーツがカンザスシティー戦で42ydsFGを外したKジェフ・ウィルキンスに対して大きく批判した。
マーツは言う「私はジェフに対しての信頼をかなり失った。彼はあのフィールドゴールを外したんだ。彼が戻ってきた時、私は何が起きたのか尋ねた。彼は地面を蹴ってしまったと言っていたよ。正直それは私には認められない言い訳だ。これまでも彼は同じような言い訳を決まって言っていた。本当のことを言えば、私は今年の始めからジェフの能力には大した信頼を寄せてはいなかったんだ。」
エゴで知られるマーツだが、実際はHCに就任して以来このように人前で選手を批判することは 殆ど無く、常に自分達コーチ陣の責任になるよう務めようとしていた。確かにウィルキンスは今季20回のFGトライで14回成功と絶頂期に比べれば寂しいものがあるが、今回のマーツの発言にはプレーオフを逃したことやKC戦での大敗から生まれたフラストレーションが感じられる。この発言に対するウィルキンスのコメントはまだ出ていないが、2人の関係にミゾが出来ることは間違いないだろう。
ウィルキンスは今季がチームとの5年契約の2年目にあたる年。現在NFLの他のチームを見ても解るように優秀なキッカーは星の数ほど存在してはいない。そのことから放出される可能性は少ないと見るが。。。


今季残り試合はフォークの出番を制限(12/10)

先日のカンザスシティー戦、10回のキャリーで僅か13yds獲得に終わったRBマーシャル・フォーク。この試合前は先発完全復活か!?という期待も あったが、結局は先発も4試合連続でラマー・ゴードンに任せられ、フォーク自身フィールドに立つ機会は少なかった。そして完治していない右足首の怪我のため今季残りの試合はプレー時間を制限する可能性までも出てきた。
HCマイク・マーツは言う「彼は100%とは程遠い状態だ。だからマーシャルに対し非常に慎重になってきた。我々は今後、この事に目を光らせるつもりだ。」
今季ランで858yds、レシーブで483ydsを獲得しているフォーク。注目されていたNFL史上初となる4年連続で総合獲得yds2,000もプレーの制限により不可能になる。
***
またカンザスシティー戦ではディフェンスの主力メンバーに怪我人がでた。まずLBの中心選手トミー・ポーリーがかかとを負傷。当初今季エンドになると言う見方があったが、今週にはプレー出来そうだ。そしてDEグラント・ウィストロムが尻を負傷。今週は欠場する可能性も有る。またDTブライアン・ヤングは手首を負傷。試合出場には問題無いと思われる。


チーフスに大敗(12/9)

アローヘッドスタジアムで行われた第14週、カンザスシティ・チーフス戦。プレーオフ進出の可能性のあるチームとプレーオフ絶望のチームとの差はこれまであるものだろうか、ラムズは今季一番と言える大敗を記し、結局ロード3連戦は全敗という結果になった。
この試合ラムズのQBは今季2度目の先発となったジェイミー・マーティン。35回の投球で24回成功、218yds獲得で1TD、1INTを記録。前回先発した49ers戦に比べれば安定感のある内容であったのは確かだ。しかし注目のRBマーシャル・フォークが不発。10回のラッシュで13yds、4レシーブで35ydsの獲得と完全復活とは程遠い内容でこの日のリーディング・ラッシャーは結局5回のラッシュで14ydsを獲得したラマー・ゴードン。ランDFEがずば抜けて強いわけではないチーフス相手にラムズのランプレーは苦しめられた。
この試合最初にスコアを刻んだのはラムズ。PRテレンス・ウィルキンスの好リターンから敵陣31ydsの地点からオフェンスシリーズを始め、ドライブの行進は無かったものの最後はKジェフ・ウィルキンスが36ydsFGを成功、3‐0とする。。っが、その直後にはチーフスKRダンテ・ホールが88ydsのキックオフリターンTD!あっという間に3‐7となる。そして続いてのラムズのオフェンスシリーズではQBマーティンがチーフスDEエリック・ヒックスのサックを浴びファンブル!DEデュエン・クレモンスが42ydsのTDリターンを見せ、3‐14となる。その後KウィルキンスのFGミスなどで嫌な流れで試合が進む中、ラムズは第1QTR後半にQBマーティンのパスのみでダウンを更新させ、最後にはWRアイザック・ブルースへの8ydsTDパスがヒット!10‐14と差を縮める。第2QTRに入りRBプリースト・ホルムズのTDで点差を広げたチーフスは、またもスペシャルチームでビッグプレーを生み出す。第1QTRでキックオフ・リターンTDを決めたホールが今度はパントで86ydsのリターンTD!そしてハーフタイムを前にしてホルムズがこの日2度目のTDランを決め10‐35。
後半に入ってもチーフスよりの流れは変わらずQBトレント・グリーンからWRマーク・ボーライターへのTDパス、RBマイクル・クラウドのTDランなどでラムズを圧倒。最終的には10‐49と前半の内容が全てとなった。


M・フォーク先発出場の可能性有り(12/7)

数日後に控えたカンザスシティー戦、RBマーシャル・フォークが両足に怪我を抱えてから初めてスタメンで出場する可能性が高くなった。以前HCマイク・マーツはフォークについて悲観的なコメントを残し、試合直前までスタメン出場 が出来るかどうかは解らないと言っていた。しかし金曜日に発せられた言葉にはフォークがほぼ確実に先発復帰を果たせると言う自身があった。
マーツは言う「彼は準備が出来たよ。1週間前より格段に良くなった。恐らくスタートを切れるだろうが、我々はただ見守るだけだ。マーシャルと話をしたんだが、彼は大きな進歩を成したよ。彼自身、準備が出来たと感じるならば我々は彼をスタートさせる。」
木曜、金曜にはファーストチームの中で練習を行ったフォーク。QBカート・ワーナーを再び欠き、オーランド・ペイスの欠場などでオフェンスラインに不安が残る今、フォークのプレーには注目が集まる。


フォークは足首の怪我に苦しむ(12/6)

先週のフィラデルフィア戦で控えという形で復帰したRBマーシャル・フォーク。次のカンザスシティー戦には完全復活か!?と期待される中、HCマイク・マーツは今季残りの試合でフォークが完全復活することは無いと言っている。
水曜日マーツがコメントした「この足首は残りの4試合、彼にとって障害になるだろう。劇的な回復は無いと思う。」
カンザスシティー戦の先発RBは4試合連続でラマー・ゴードンになると思われるが、先週のようにフォークの出番も多少は見られるのだろうか?
マーツは言う「時間が経ち、彼の状態が本当に良くなれば我々は彼を先発させる。これは彼次第だ。もしまだなら先週のような起用になる。」
フォークは11月10日のサンディエゴ戦で足首を傷めてからシカゴ戦、ワシントン戦に欠場。先週のフィラデルフィア戦には全体の3分の2程プレーし9回のキャリーで29yds獲得、4レシーブで22yds獲得している。
今季既に多くの時間を失っているフォークだがランの獲得yds845は現在NFCで第6位。スクリメージからの獲得yds1,293は4位という成績でNFL記録の4年連続スクリメージからの獲得yds2,000にだってまだ望みがある。それだけにファンとして彼に機会を与えて欲しいという思いもあるが、怪我が悪化する心配もある。しかしフォーク自身が今一番、自分がプレーすることを願っているのかもしれない。
最新のインジュリー・レポートではクエッショナブルで記載されているフォーク。水曜日には個人練習を行っていたがチームの練習に参加することは無かった。


ブレンダさんの電話(12/5)

火曜日、KFNSラジオの電話インタビューでカート・ワーナー の奥さんことブレンダさんが驚くべき発言をし、話題になっている。
ブレンダさんは言う「マーツはこのことに何の関係もない。」 フィラデルフィア戦でワーナーが再び利き手を骨折したことが明らかになった月曜日。マーツは怪我の心配はないと主張するワーナーを自分が説得してX線を受けさせたとコメントしていた。 しかしブレンダさんによるとワーナーを説得したのは妻である自分だと言うのだ。
「マーツはカートにX線検査を受けるようには要求していなかったわ。私はずっとカートにX線を 受けるように言っていたのに。医師達もそんなことは1度も言っていなかった。私はカートにこう言っていたの”カート、私は貴方のナース。X線を受けるべきだわ”って。彼は医師達はただの打撲だと思っている、って言っていたわ。」 ワーナーとマーツの関係が悪くなっていると噂される今、この発言がオフのワーナー放出に拍車をかけるのではないかと心配するファンも多い。


QBカヴィントンと再契約/RBワトソン放出(12/4)

現在53名のロースターの内、怪我も無くボールを投げられるQBはジェイミー・マーティンただ1人だけ。そんな状況から先週放出したQBスコット・カヴィントンがラムズに帰って来た。
カヴィントンのための空きを作る為に放出されるはめになったのはRBジャスティン・ワトソン。 そう、先週久しぶりにラムズに帰って来た選手である。スペシャルチーム要因として期待されていた選手だけに、この選択は大きな意味をなす。
カヴィントンは今季、カート・ワーナーがダラス戦で負傷した2日後の10月1日にラムズと最初の契約を結んでいたが、これまで出場機会は無く先週放出。ワーナーが再び怪我をしマーク・ブルジャーもいまだ完治していないため戻ってくる形となった。


K・ワーナー2、3週間欠場(12/3)

ラムズのプレーオフ進出の夢を打ち砕かれた先日のフィラデルフィア戦。QBカート・ワーナーは数々のヒットを浴びながらも最後までプレーを続けた。その結果利き手の怪我を悪化させることになり、今後少なくとも2試合を欠場する見込みになった。
ワーナー自身は試合後、自分の状態について心配ないと主張していたが、HCマイク・マーツが X線を受けるように説得したという。マーツは怪我の状態が重いと言っているが検査の結果、僅かなヒビが見られるものの手術を受ける必要は無く、決してプレー出来ない状態ではないとのこと。
フィラデルフィア戦のワーナーにはボールを掴む握力に問題があり、それに伴いパスのコントロールも失っていた。その結果3ファンブル、2INTを犯すことになりTDを記することは無かった。 今季のワーナーの成績は220回の投球で144回成功、1431yds、3TD、11INT。6戦先発でまだチームを勝ちに導いていない。その事から今オフには放出の噂もあるのも事実。今後の動向には大注目だ。
マーツによると今季5勝0敗という成績を残しているQBマーク・ブルジャーは人差し指の怪我が完治していないため、次週のカンザスシティー戦の先発QBはジェイミー・マーティンになるという。 また先日のフィラデルフィア戦の前半でハムストリングを傷め途中欠場したオールプロTオーランド・ペイスも今後2、3試合欠場することになった。


プレーオフへの道、フィラデルフィアで崩れ落ちる(12/2)

昨シーズンのNFCチャンピオンシップと同じ顔合わせとなった今回のフィラデルフィア・イーグルス戦。試合は両チームにファンブルが入り乱れる中、DFEの得点で逃げ切ったホームのフィラデルフィアのモノとなった。
この日のイーグルスは第1、第2QBを欠いた状態で第3QBのA.J.フィーリーを先発に指名。1999年オレゴン大時代以来の先発であったフィーリーは30回の投球で14回成功、181ydsを獲得、1ファンブルを犯すなど決して派手な活躍を見せたわけではなかった。しかしラムズに対して僅差ながらイーグルスは圧倒的な力を見せた。やはりこの日は手の痛みから試合出場が微妙だったQBカート・ワーナーが欠場したのか?―No。42回の投球で20回成功、218yds獲得、2INT、3ファンブルを犯している。ではRBマーシャル・フォークがこの試合も欠場したのか?―No。先発出場ではなかったが9回のキャリーで29yds獲得、4レセプションで22ydsを獲得している。
では何がそうまでラムズを苦しめたのか?ラムズのオフェンスに対し5回のターンオーバーを生みだしたこの日のイーグルス・ディフェンスはワーナーに対して控えDEであるN.D.カルの4サックを含む8回におよぶサックを記録している。そうオフェンスラインの崩壊である。その原因が1つの大きな穴にある。先日トム・ニューテンを欠き、ただでさえ切羽詰っていたOLからこの日オールプロTオーランド・ペイスがハムストリングの怪我のため姿を消してしまったのだ。その穴を埋める選手は現在のラムズ控えにはおらず、イーグルスからのプレッシャーはワーナーに直接届き、チームの勝利を遠ざけた。
この日最初にスコアを刻んだのはPHI。第1QTR後半にスタートさせたラムズのドライブ、3回目の攻撃でワーナーのパスがラムズ陣23yds地点の所でPHIのCBボビー・テイラーがインターセプト!そしてそのままリターンしTD。その後第2QTRに両チームともFGを決めるも、そのINTがこの試合、3‐10の全てとなった。




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